お風呂の換気扇掃除の方法！汚れを防止するおすすめのアイテムもご紹介
2023/11/28
お風呂の換気扇が汚れていると、さまざまな弊害が生じます。健康にも悪い影響を与える可能性があるため、汚れが気になったら掃除をしたほうが安心です。
しかしお風呂の換気扇は構造が複雑そうに見えるため、掃除への腰が重くなってしまいがち。足場も不安定であることから、掃除の優先順位が後回しになっている家庭も多いのではないでしょうか。
換気扇の掃除は、手間がかかりますがそれほど難しくありません。この記事では、お風呂の換気扇掃除の方法や、掃除をラクにするアイテムについてご紹介します。
お風呂の換気扇掃除をしようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
お風呂の換気扇が汚れる原因
お風呂の中は、つねに湿った環境です。また、タオルを使ったり洗濯物を干したりすることもあるため、埃も舞っています。
そのため、お風呂の換気扇はカビや埃で汚れています。一見するときれいなようでも、内部にはひどい汚れが溜まっていることもあるため、定期的な掃除が必要です。
お風呂の換気扇掃除をしないとどうなる？
お風呂の換気扇掃除をしないでいると、お風呂の換気機能が低下します。その結果、カビが繁殖しやすくなる可能性が考えられます。
カビが増えた環境で入浴すれば、蒸気と一緒にカビ菌を吸い込んでしまうかもしれません。健康面に悪い影響を与えるため、お風呂の換気扇はつねに清潔な状態を保っておくことが大切です。
また、汚れた換気扇をそのままにしておくと、異音が発生することがあります。換気扇の回る音がうるさく、日常生活の中で気になってしまうかもしれません。異音は故障のサインでもあるため、気になる音がしたら、修理も視野に入れてください。
お風呂の換気扇掃除のやり方
ここからは、お風呂の換気扇掃除のやり方をご紹介します。
お風呂の換気扇は、カバーを取り外せるタイプとそうでないタイプがあります。それぞれのやり方を解説します。
カバーを取り外せるタイプの場合
浴室乾燥機がついていないお風呂の換気扇は、シンプルな構造をしています。カバーの取り外しも容易のため、内部までしっかりきれいにできます。
本体カバーの外し方
本体カバーは、下に引っ張ることで簡単に取り外しができます。取り外したカバーが天井から落下しないように、V字型の金具がついているので外してください。
お風呂の換気扇のタイプによっては、下に引っ張るだけでは取り外せないタイプや、V字の金具がついていないタイプもあります。
取り外し方がわからない場合は、取扱説明書を確認し安全に作業をしてください。
シロッコファンの外し方
換気扇の本体カバーを開くと、空気を循環させるシロッコファンが見えます。シロッコファンはベルマウスという穴の空いたネジで固定されています。手で回せば外れますが、うまくできないときはプラスドライバーを使って外してください。
掃除方法
本体カバーやシロッコファンについた埃は、掃除機で除去します。吸い取り切れない細かい汚れは、シャワーで流しても問題ありません。細かい凹凸部分は歯ブラシを使うと手早く汚れが落とせます。
洗剤を使用する場合は、中性洗剤やお風呂用の洗剤などを使用してください。
カバーを外せないタイプの場合
浴室機能が付いているお風呂の場合、換気扇のカバーは取り外せないことがほとんどです。無理にカバーを取り外そうとすると故障の原因になるため、フィルターや本体など、手が届く範囲の掃除で済ませるのがおすすめです。
フィルターの掃除方法
フィルターはカバーの側面からワンタッチで取り出せます。取り出したフィルターは埃が付いているため、掃除機で吸い取ってください。掃除機で吸い切れない埃は、シャワーで洗い流します。
細かい部分の汚れやフィルターに絡み付いた埃などは、歯ブラシでこすって落とすときれいになります。
フィルターを洗い終えたら軽く水気を切り、カビの発生予防としてアルコールスプレーを振りかけます。
最後にしっかり乾燥をさせ、換気扇に戻してください。
カバーの掃除方法
カバーの掃除は、掃除機と雑巾を使用します。
まずはカバーについた埃を、掃除機で吸い取ってください。その後、雑巾で全体を磨きます。拭き掃除は手の届く範囲まででOKです。
カバーの隙間に綿棒や割り箸などを入れて、深追いしたくなりますが、カバーが取り外せないタイプのお風呂の換気扇は複雑な構造をしています。内部まで掃除をすることで、思わぬ故障や事故が発生する危険性があります。
内部まで掃除をしたい場合は、専門の会社に依頼を検討したほうが安心です。
お風呂の換気扇掃除をラクにしたい方におすすめのアイテム！
お風呂場の換気扇掃除は手間がかかる作業です。そのため、なるべく掃除頻度を落として、きれいな状態を保ちたいと考える方も多くいるかと思います。
お風呂場の掃除頻度を落としたい方には、「バイオくん お風呂用」の設置がおすすめです。製品を天井に張り付けておくだけで、バイオの力でお風呂のカビの繁殖を抑えてくれます。
換気扇のカビにも効果が期待できるため、お風呂場をきれいに保ちたい方は、ぜひ検討してみてください。
効果は約6か月持続します。
換気扇内部への埃の侵入を防ぎたい方には、「ホコリとりフィルター」をおすすめします。
こちらの製品は裏面がシールのように粘着性があるため、貼るだけで設置が完了します。交換サインも表示されるため、掃除のタイミングがわかりやすい点もポイントです。
お風呂の換気扇掃除を自分でやる場合の注意点
お風呂の換気扇掃除を行う際は、以下のことに注意しましょう。
- ブレーカーと電源を切る
- 本体に水がかからないように注意する
- アルカリ性洗剤・カビ取り剤などは使用しない
- 無理をしない
それぞれの詳細について、解説します。
ブレーカーと電源を切る
掃除の最中に、家族や物がスイッチにぶつかったり触れたりすることで、換気扇の電源が入る可能性があります。
掃除中に換気扇が回り出せば、ケガをしてしまうかもしれません。お風呂の換気扇掃除を行う際は、ブレーカーと電源を落としてください。
本体に水がかからないように注意する
お風呂の換気扇は耐水性がありますが、直接水を浴びても問題のない構造にはなっていません。換気扇についた埃類をシャワーで一気に落としたくなるかもしれませんが、換気扇本体に直接水分があたらないように、注意してください。
水分が換気扇本体に直接触れることで、故障の原因となります。
アルカリ性洗剤・カビ取り剤などは使用しない
換気扇のファン部分は、金属やプラスチック素材でできています。アルカリ性洗剤やカビ取り洗剤は、サビを発生させたりコーティングを落としてしまったりする可能性があります。
お風呂の換気扇の汚れは、水や中性洗剤で十分落ちるものです。刺激の強い洗剤は、使用しないようにしてください。
無理をしない
お風呂の換気扇掃除の際、つい手が届かない範囲まで掃除の手を広げてしまいがちです。汚れを落とすために、部品を無理に取り外そうとすることも、あるかもしれません。
しかしお風呂の換気扇の部品を無理に取り外すと、故障の原因となります。細部まで掃除をしたい場合は、プロに依頼をしたほうが安心です。
また、お風呂の換気扇掃除は脚立が必要になります。足場が不安定なため、掃除を深追いすることで、転倒することも考えられます。
お風呂場の換気扇掃除を安全に終えるために、無理はしないようにしましょう。
お風呂の換気扇掃除をして快適なお風呂ライフを！
お風呂の換気扇が汚れていると、入浴時の快適性が減少してしまいます。気持ち良くお風呂に入るためにも、つねに換気扇はきれいな状態を保ちたいものです。
お風呂の換気扇掃除は手間がかかりますが、1度きれいな状態にすれば、お掃除の頻度は2週に1〜2回ほどで十分です。ご紹介した内容を参考にし、お掃除をラクにするアイテムも取り入れて、ぜひ換気扇の掃除にチャレンジしてみてください。
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