吸引力が変わらないことで人気のダイソンコードレス掃除機は、どのようにメンテナンスをされていますか?ダイソンの掃除機は、性能がよいだけあって高価なアイテムになるため、長く使い続けるためにも正しいメンテナンスが必要です。この記事では、ダイソンコードレス掃除機を自分でお手入れする方法を解説します。

ダイソン掃除機の種類と特徴

数多くの掃除機が販売されている中で、ダイソンはとくに高い人気を誇っています。では、ダイソン掃除機にはどのような種類があるのでしょうか。はじめにダイソン掃除機の種類と特徴を紹介します。

ダイソン掃除機は全5シリーズ

ダイソン掃除機は、全5シリーズが発売されています。どのシリーズも性能が優れており、高い人気があります。以下は、ダイソン掃除機の全5シリーズの特徴をまとめたものです。

モデル特徴
V15 Detect吸引力が強く、特殊なレーザーとセンサーでゴミを感知し数値化して結果を表示してくれる。スイッチはトリガー式のダイソン上位モデル
V12 Detect Slim吸引力が強く、特殊なレーザーとセンサーでゴミを感知し数値化して結果を表示してくれる。スイッチはボタン式のダイソン上位モデル
Digital Slim軽量かつ高い吸引性を誇り、またヘッドが小型なため小回りがよく、部屋の隅々まで掃除ができる人気モデル
Microとにかく軽く、またダイソン初のボタン式スイッチが搭載されたモデル。長時間使用することが多い方におすすめ
Omni-glideスリムなボディで前後左右どこからでも吸引できる高性能を備えたモデル

どのシリーズも吸引力が強く、高い機能性を誇ります。大きな違いは、スイッチ部分です。これまでのトリガー式スイッチを採用しているモデルと、ボタン式スイッチを採用しているモデルがあります。使いやすさはもちろんですが、ライフスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。

ダイソン掃除機の掃除が必要なパーツと掃除の頻度

高性能な機能を備えたダイソンの掃除機は、定期的に掃除が必要なパーツがあります。ダイソン掃除機を長持ちさせるために、ダイソン掃除機の掃除が必要なパーツ掃除の頻度を紹介します。

ヘッド

ダイソン掃除機の吸引口にあたるヘッド部分は、掃除が必要なパーツです。ヘッド部分には、長い髪の毛が絡まっていたり埃が付着していますので、ヘッドが汚れた状態で掃除をしていると、吸引力の低下に繋がります。そのため、ヘッド部分は定期的な掃除が必要です。

フィルター

ダイソンの掃除機はサイクロン式ですが、内部にフィルターが装着されています。フィルターの汚れは、吸引力の低下や排出する空気を汚してしまうため、月に1回の頻度でフィルターの掃除が必要とされています。ダイソン掃除機の中で最も汚れるパーツですが、水洗いで簡単に掃除ができます。

ダストカップ(クリアビン)

吸引したゴミを溜めるダストカップは、定期的に掃除が必要なパーツです。吸引したゴミを捨てるだけではなく、分解してきれいに掃除をすることで、ダイソン掃除機を長持ちさせることができます。

【パーツ別】ダイソン掃除機の掃除方法

ダイソン掃除機の掃除が必要なパーツを紹介しました。では、どのようにパーツの掃除をすればいいのでしょうか。ここでは、パーツ別でダイソン掃除機の掃除方法を紹介します。掃除をする際の注意点もわかりますので、お手入れする際の参考にしてみてください。

ヘッド部分

ダイソン掃除機のヘッド部分は、モーターヘッドソフトローラークリーナーヘッドブラシに分解をして掃除をします。ヘッド部分の掃除の流れは以下の手順で進めてみてください。

【用意する物】

・コイン(小銭)1枚

・水を固く絞ったタオル1枚

・乾いたタオル1枚

・柔らかいブラシ

・ハサミ

【ヘッド部分の分解方法】

ヘッドの裏にある接続箇所にコインを挿して回すと、ヘッドが分解されて内部からソフトローラークリーナーを取り出すことができます。コインを挿して回すときは、ネジ穴がダメにならないように力の加減に注意をしてください。

【モーターヘッドの掃除方法】

モーターヘッド部分に絡んでいる髪の毛等は、ハサミを使って細かくします。その後、柔らかいブラシを使って全体に付着した埃を取り除きます。次に水を固く絞ったタオルで全体を水拭きし、最後に乾いたタオルで吹き上げて完了です。完全に乾燥するまで日当たりのよい場所で乾かしましょう。

【ソフトローラークリーナー】

ソフトローラークリーナーは、付着している埃や髪の毛等を払い落とした後に、きれいになるまで水洗いをします。洗剤やスポンジ等を使う必要はなく、流水洗浄で問題ありません。その後、乾いたタオルで拭き上げて完全に乾くまで乾燥させます。乾燥後、モーターヘッドに装着して掃除は完了です。

ダストカップ(クリアビン)

ダストカップ(クリアビン)は、吸い取ったゴミを捨てるだけではなく、内部をきれいに掃除することが大切です。以下は、ダストカップを掃除する手順です。

【用意する物】

・水を固く絞ったタオル1枚

・乾いたタオル1枚

・柔らかいブラシ

【ダストカップのゴミ捨て方法】

ダストカップは、吸引したゴミを溜めるパーツです。ゴミがいっぱいになってから捨てるのではなく、掃除機を使用するたびにゴミを捨てると、ダストカップの汚れがひどくならないためおすすめです。

【ダストカップ内部の掃除方法】

ダストカップに溜まったゴミを捨てても、表面には埃が付着しています。ダストカップに溜まった埃や、フィルターを汚す原因です。そのため、定期的に水を固く絞ったタオルでダストカップの内部をきれいに拭きあげることをおすすめします。注意点として、ダストカップの水洗いはNGとされています。ダイソン掃除機の故障に繋がりますので、あくまで水拭き程度にすることを心がけてください。

フィルター

フィルター部分の汚れは吸引力に影響することから、月に1回のペースの掃除が推奨されています。以下は、フィルター部分の掃除の流れです。

【用意する物】

・乾いたタオル1枚

掃除機本体からフィルターを取り外し、フィルターの表面に付着している埃等のゴミは、ゴミ箱へ捨てます。次に浴室や洗面所のシャワーを使って、フィルターを水洗いします。掃除をする際のポイントは、フィルター表面だけではなく内部も水洗いをすることです。そうすることで、フィルター全体がきれいになります。水洗いでフィルターがきれいになったら乾いたタオルで拭きあげます。その後、完全に乾くまで乾燥させてから本体に装着します。これでフィルター掃除は完了です。

ダイソン掃除機を定期的にお手入れして長持ちさせよう!

ダイソンの掃除機を自分で掃除する方法を紹介してきました。ダイソンの掃除機は全5シリーズありますが、お手入れにおける掃除の仕方は基本的に同じです。
吸引力が高く高機能を備えている掃除機だからこそ、丁寧にお掃除をする必要があります。また、ダイソンの掃除機は安くても約4万円ほどする高価な家電です。定期的にお手入れをして、長く愛用していきたいですね。

給湯器