ガレージシャッターを後付けする際の費用とは?種類や後付けのメリット
2023/12/01
2023/12/01
ガレージシャッターを後付けすることで、愛車をより安全に保管できます。車好きの方であれば、ぜひ設置を検討してほしいアイテムです。
しかしガレージシャッターの後付け費用はどれくらいかかるのか、設置後に後悔しないかなど、不安点も多くあるかと思います。
この記事では、ガレージシャッターの後付けを検討する方に向けて、ガレージシャッターの後付け費用や設置時のポイントなどについてご紹介します。
ガレージシャッターを後付けして、愛車をより安全な環境に保管しましょう。
目次
ガレージシャッターを後付けで新設する場合、1台用であれば20〜50万円ほどが費用目安です。
手動タイプであれば20万円前後で、後付け設置ができます。
交換や修理をする場合は新設するよりも安くなります。手動タイプであれば、10〜25万円ほどで設置が可能です。設置費用に加えて、古いシャッターの撤去費用に5万円ほどかかります。
電動タイプは新設や修理・交換に限らず高額です。50万円前後を費用相場と考えて、予算の算出をしてください。
ガレージシャッターは大きく分けて、巻き上げ式・オーバースライダー式・横引きタイプの3種類に分けられます。
巻き上げ式は、シャッター上部のシャッターボックスに扉が収納されるタイプです。一般的な倉庫や商店街のシャッターの形状を思い浮かべると、わかりやすいかもしれません。
もっともスタンダードな形状で選択肢の幅も広いですが、開閉が遅く音がうるさい点がデメリットです。
オーバースライダー式は、天井の形状に沿って収納されるガレージシャッターのことを指します。開け閉めの音は静かですが、天井に照明器具は取り付けられません。
横引きタイプは、アコーディオンカーテンや引き戸のように、横開きで開閉します。シャッターを曲線状にデザインできるため、おしゃれな外観のガレージを希望する方におすすめです。
さらにこれらのガレージシャッターは、電動式・手動式の機能が選べます。
素材の種類も豊富で、スチールやアルミ、ステンレスなどさまざまです。素材ごとの特徴は、以下にまとめます。
ガレージシャッターを設置した後、後悔が残ったり思ったような仕上がりにならなかったりするケースも考えられます。
設置後に満足できるように、選び方のポイントを把握しておくと安心です。
ガレージシャッターの中には、開閉音が響きやすいタイプもあります。
家が住宅街にある場合、早朝や深夜のシャッター音の開閉に、苦情が来る可能性も考えられます。音を抑えるために、消音タイプのガレージシャッターを選んだほうが良いかもしれません。
また、ガレージの使用頻度が高いと、手動での開け閉めを面倒に感じてしまうことも考えられます。電動タイプや開閉スピードが速いガレージシャッターを選ぶことで、開閉のストレスを減らせます。
近隣の環境やガレージを使用するタイミング・目的などを考慮した上で、ガレージシャッターを選んでみてください。
ガレージシャッターはガレージの顔と言える存在です。ガレージの顔が住まいのイメージと大きく異なると、浮いた存在になってしまいます。
ガレージのデザインだけでなく、家の外壁やエクステリアなどとの調和性も考慮して、ガレージシャッターのデザイン選びをしてください。
ガレージシャッターの後付け費用は、ガレージの形状やシャッターのサイズ・デザインなどによって大きく異なります。
まずはガレージシャッターの後付けにどれだけ費用を割けるのか計算した上で、金額の範囲内に納まるガレージシャッターをピックアップしてみてください。
ガレージシャッターを後付けすることで、次のメリットが得られます。
それぞれの詳細について、解説します。
ガレージシャッターが設置されることで、風雨がガレージに侵入するのを防げます。愛車が雨で汚れたり飛来物がぶつかったりする心配がなくなるため、安心して車を保管できます。
ガレージシャッターがないガレージは、外部から侵入がしやすい環境です。音を立てずガレージ内に入れるため、車上荒らしやいたずらのリスクがあります。
ガレージシャッターを設置すれば、ガレージの内部侵入を防ぐ効果が期待できるため、防犯性が高まります。
車の下は温かく風や雨があたらないため、動物が侵入してしまうことも。その結果、ガレージ内に糞害が発生したり、ニオイが残ったりするリスクが高まります。
ガレージシャッターが設置されることで動物の侵入が防げます。愛車が汚れたり傷ついたりするリスクも低減できるため、心理的な負担も減らせるのではないでしょうか。
ガレージシャッターの後付けは、施工会社に依頼が必要です。
依頼先には、エクステリア専門会社やシャッターの設置会社などが挙げられます。
設置依頼を相談した後、商品のランクや現状のガレージの状態から、見積もりをしてもらいます。見積もり内容に問題がなければ、設置工事の開始です。
既存のシャッターが取り付けられていれば外し、その後、新規のガレージシャッターを取り付けます。電動シャッターの場合は配線工事も必要になります。
設置後、シャッターの開閉が問題なく出来れば、工事は完了です。
ガレージシャッターの後付け工事は、さまざまな会社に依頼できます。しかし工事後に故障したり見積もりと違う金額を請求されたりといったトラブルが発生する可能性は、ゼロではありません。
信頼できる施工会社を見分けるために、まずは依頼する会社の施工実績に注目してみてください。ホームページやSNSの施工実績が豊富であることは、信頼できる施工会社であることの目安となります。
また、口コミや見積もり依頼時の対応力などにも、着目するのがおすすめです。違和感や不満点を少しでも感じた場合は、施工の依頼は避けた方が無難です。
ガレージシャッターの設置費用を節約するために、DIYで取り付けを検討する方もいるかと思います。
しかしガレージシャッターは重く扱いづらいため、自分で設置するとケガをする可能性があります。また、設置には専門の知識が必要です。電動式のガレージシャッターの場合は、電気工事士の資格も必要になります。
リスクが多くあることから、ガレージシャッターのDIYでの取り付けはおすすめしません。
取り付けに失敗して余計な費用が発生する可能性もあるため、ガレージシャッターの後付けは専門の会社に依頼しましょう。
ガレージシャッターを後付けすることで、風雨や動物など、さまざまなリスクから車を守れます。
ガレージシャッターの種類やサイズ、製品などによっては後付け工事費用は高額になります。しかし愛車を守れる安心感を考えると、高い買い物ではないのかもしれません。
ガレージシャッターの後付けを検討する方は、ご紹介した内容を参考に後悔のないプランニングを検討してみてください。
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