工事費込みで安いエアコンの選び方!相場や業者選びの注意点を解説
2024/05/02
2024/05/02
暑い夏を乗り切るためにも、なるべく省エネ・節電機能がついた高性能なエアコンをコスパよく設置したいと考えている方も多いでしょう。
エアコンは自分での設置が難しい家電です。そのため、エアコンを購入する際には、新規設置・交換どちらの場合でも『工事費』がかかります。
せっかく通販サイトなどで安いエアコンを見つけても、工事費を含めると高額になってしまったり、エアコン工事が得意な業者を見つけるのに苦労したりと、取り付けまでに時間やお金がかかってしまうことも。
この記事では、エアコン工事費の相場や工事費込みで安いエアコンを探すコツ、業者選びの注意点について解説いたします。
目次
エアコンはDIYなど自力での設置が難しいことで知られています。そのため、設置時には工事費が掛かることを念頭に購入しなくてはなりません。
工事費を計算せずに本体を購入すると、予算オーバーになってしまう可能性も。また、エアコンの工事費の相場を知らずに依頼し、不要に高い金額を支払ってしまった…という方も多いようです。
ここでは、下記のシチュエーションで掛かる工事費の相場をご紹介します。
工事費の相場を知っておくと、エアコンの検討がしやすくなるでしょう。相場を確認して、比較検討してみてください。
エアコンを新規で取り付ける際には、取付基本工事費がかかります。
取付基本工事費はエアコンの大きさによって変わるのが一般的です。
冷房能力4.0kw以下なら15,000円〜20,000円程度、5.6kw以上のものは20,000円〜25,000円程度が相場になります。
基本工事費には、室内機の取り付けと室外機の設置、プラロック(室外機の下に置く台)の交換が含まれることが多いですが、業者によって工事費の内訳は異なります。
工事の保証の有無や出張費が含まれているかなどを確認しておくと安心です。
また、室内機から室外機までの距離がある場合やホースに化粧カバーを被せる場合は別途オプション費用がかかることが多いでしょう。
オプション費用の相場については、このあと「エアコン工事費でかかるその他の料金」で解説いたします。
お使いのエアコンを取り外し、新しいエアコンに交換する場合は、古いエアコンの処分にかかる費用と新しいエアコンの設置費用がかかります。
古いエアコンを処分する際には、リサイクル費や収集運搬費、取り外し工事費がかかります。
家電リサイクル料金は「家電リサイクル法」に基づき、指定された電化製品を処分する際には必ず支払わなくてはなりません。料金は全国一律で、メーカーごとに異なります。
ダイキンやパナソニック、富士通ゼネラルなどのメジャーなエアコンメーカーの製品なら990円(税込)、ニトリやアイリスオーヤマのエアコンは2,200円(税込)となっています。
収集運搬費は取り外したエアコンを処分してもらう場合にかかる費用です。
交換の場合は2,000円前後の料金が相場になります。
取り外し工事の料金は、工事業者によって大きく異なりますが交換の場合は5,000円前後が相場です。
エアコン交換の場合は、古いエアコンを取り外す際に、冷媒に使われているフロンガスを回収したり、銅管を取り外したりしなくてはなりません。
さらに、エアコンは粗大ゴミとして処分することができない家電ですので、法にのっとってリサイクル手順を踏む必要があります。
業者に依頼すると、収集運搬費がかかるのはそのためです。
エアコンの設置にかかる費用は「ルームエアコンを新規で取り付ける」際にかかる費用と同様です。
エアコンの設置工事では、細かいオプションで料金がかさんでしまうことも。
どの工事が必要になるのか、希望する工事内容を事前に整理しておくと予算を見積もりやすくなります。
まず、新たに取り付けるエアコンのプラグ(コンセント)の形状が、コンセントの形状と異なる場合、コンセント交換の工事が必要になります。
コンセント交換の相場は2,000円〜4,000円程度、電圧変更も必要な場合はさらに2,000円〜4,000円程度追加で料金がかかります。
コンセントの交換は「電気工事士」の有資格者しか行えません。
無資格者によるDIY工事は法律でも禁じられています。
高い電圧がかかるエアコンを安全に使えるよう、ノウハウのある業者に交換をたのみましょう。
室外機を壁掛けしたり、2台重ねられる専用の台に設置する場合も、追加料金がかかります。
壁掛けの場合は2万円前後、2台置きの場合は25,000円〜35,000円程度かかるのが相場です。
その他には、室内・室外の配管を隠す化粧カバーを施工する場合などに料金がかかります。
化粧カバーはなくても問題ありませんが、見栄えを気にされる場合はオプションでつけてもらうと良いかもしれません。
エアコンは本体が安くても、工事費がかかります。コスパ良く設置するためには、工事費込みで安いエアコンを取り扱っている業者を探すのがおすすめです。
工事費込みでエアコンを取り扱っている会社も増えてきましたが、まだまだ探すのが大変です。
どんなポイントを注意して探せば良いのか、2つのポイントをご紹介します。
エアコンの工事では、当日に取り付け場所を見て追加費用が発生するパターンが多く、「工事日当日に予定外の料金がかかってしまった」ということも。
見積もり無しで設置できるのは手間がなくて良いですが、当日まで費用がわからないのは不安ですよね。
見積もり時にハッキリとして工事費の見積もりを提示し、当日請求がない工事業者が安心です。
エアコンの工事はかなり難しい工事です。施工数が多くて信頼できる業者に依頼すると安心できます。
レビューを読んで探したり、施工例が載っている業者に依頼すると良いでしょう。
また、工事後の安心保証が付いているかも重要です。
安心保証付きなら、すぐに壊れてしまった時でも安心。エアコンの寿命をカバーできる保証期間の長い業者を選ぶのがオススメです!
工事費込みでも安く設置できる、2024年人気のエアコンシリーズを3つご紹介いたします。
これからエアコンを設置しようとお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
空調機器といえば「ダイキン」。世界中で愛されるメーカー「ダイキン」のEシリーズは、ベーシックなグレードでありながら基本性能がしっかり備わっている人気のモデルです。
水内部クリーンや空気清浄、抗ウイルスフィルターなど、ダイキンならではの高性能な清潔・清掃機能が備わっています。
パナソニックの一番ベーシックなスタンダードモデルが「Fシリーズ」になります。
運転終了時には、熱交換器を加熱乾燥するため、カビの発生を抑止することができたりと、基本的な機能はしっかり搭載しているため、使いやすいモデルです。
富士通ゼネラルの「ノクリア」ベーシックグレードCシリーズもコスパの良いスタンダードモデルとして人気のエアコン。
本体高さが25cmとカーテンレールの上にも設置しやすいコンパクトさも魅力のひとつです。
エアコンを工事費込みで安く設置するためには、「本体代金」「工事費」「処分費用」がどのくらいかかるのかをチェックすることが重要です。
またエアコンは故障すると修理にもお金がかかるため、工事内容や商品の保証が何年あるのかもおさえておきたいポイント。
エアコンの寿命を考えると、10年保証があると安心です。
工事費や保証期間などを考慮して、安くて高性能なエアコンを見つけてみてはいかがでしょうか?
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