14畳のエアコンの工事費込みの相場とは？工事費の落とし穴や選び方のポイントも

2025/03/02

「14畳用のエアコンを買いたいけど、価格が高くて迷う」
「工事費込みのエアコンを選んだけど、追加費用が発生するかもしれなくて不安」

14畳用のエアコンは本体価格が高く、さらに工事費がかかるため、少しでもお得に購入したいと考える方も多いと思います。
しかし、購入時の選び方や工事費の落とし穴を知らずに契約してしまうと、予想外の出費につながることもあるため、注意が必要です。

この記事では、14畳エアコンの相場や工事費の注意点、費用を抑えて購入する方法を解説します。コスパの良い選び方やおすすめのモデルも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

14畳のエアコンの製品代・工事費用の相場

14畳用のエアコンの製品代の費用相場は、13万円〜35万円前後です。設置費用の相場は、新規設置であれば2万円前後、交換の場合には3～4万円程度が、標準的な価格になります。

14畳のエアコン本体の価格の幅が広い理由は、エアコンの性能や機能の違い、メーカーごとの価格設定などが影響しています。

シンプルな機能のモデルは安価で購入できますが、省エネ性能が高いモデルや、空気清浄機能・スマート操作機能などを備えたエアコンは、価格が高くなる傾向にあります。

エアコンを「工事費込み」で購入する場合、次の点に注意が必要です。

それぞれの詳しい内容を、解説します。

「配管テープがボロボロだから交換が必要」「エアコンの配管を通す穴がないため、穴開け工事が必要」など、エアコンの設置時に、予想外の工事が発生することがあります。

こうしたトラブルを防ぐためには、事前に以下の設置環境を業者にしっかり伝えることが大切です。

エアコンの専用コンセントが必要な理由とは？形状一覧や設置工事の費用相場

エアコンの取り付けには業者ごとの保証が付いていることが多いですが、その内容はさまざまです。例えば「工事後1年間のみ保証」とする業者もあれば、「最長10年間の保証」という場合もあります。

10年間の保証であっても、内容が限定的な場合もあるため、万が一の不具合に備えて、保証内容はしっかり確認しておいてください。

業者選びの際には、施工実績や口コミを確認することが大切です。エアコンの設置には専門的な知識と技術が必要なため、経験の少ない業者に依頼するとトラブルにつながる可能性があります。

公式サイトの施工実績や、利用者の口コミを参考に、信頼できる業者を選んでください。

14畳用のエアコンは価格が高めですが、購入のタイミングや選び方次第で費用を抑えることができます。ここからは、14畳用のエアコンを、安く購入する方法を解説します。

エアコンは毎年新しいモデルが発売されますが、最新型と型落ちで、性能差はそれほど大きくない場合が大半です。

「最新のエアコンの機能がどうしても必要」といった特別な理由はなく、14畳のエアコンを費用を抑えて手に入れたい場合は、1〜2年前の型落ちモデルの購入を、検討してみてください。

エアコンの需要が最も高まるのは、暑くなる直前の4〜6月です。この時期はエアコンの価格が高騰するため、できるだけ購入は避けたほうが安心です。

一方で、エアコンの販売価格が落ち着くのは7〜9月です。夏のピークを過ぎると、店舗が在庫処分を始めるため、比較的安く購入しやすくなります。さらに、冬の時期（10〜2月）も需要が少ないため、安く購入できる可能性があります。

複数のエアコンを同時に購入する場合、まとめ買い割引を活用するのもおすすめです。

家電量販店や一部のネットショップでは、2台以上の購入で割引が適用されることがあります。また、エアコンと別の家電（冷蔵庫・洗濯機など）を一緒に購入すると、セット割引が受けられる場合もあるため、他の家電の買い替え予定がある場合は検討してみてください。

自治体によっては、省エネ性能の高いエアコンの購入に対して、補助金や助成金が支給されることがあります。

補助金の内容や申請条件は地域によって異なるため、自治体の公式サイトや販売店で最新の情報を確認してみてください。利用できる補助金があれば、購入費用を大幅に抑えられる可能性があります。

14畳用のエアコンを選ぶ際は、広さに適したモデルであるか、電気代が抑えられるか、必要な機能が搭載されているかなどをしっかり確認することが大切です。

それぞれのポイントを詳しく解説します。

エアコンを選ぶときは、対応畳数をしっかり確認しましょう。14畳用のエアコンが推奨される部屋の広さは以下の通りです。