エアコンのコンセントを天井につけるメリットデメリットとは?おすすめ位置や失敗談など
2024/07/08
2024/07/08
「エアコンのコンセントを天井に設置したい」
「エアコンのコンセントをなるべく見えないところに配置したい」
エアコンのコンセントの位置決めで悩む方は多くいます。
天井にエアコンのコンセントを設置すると、コンセントが目立ちにくくなります。しかし、間取りや部屋のデザイン、エアコンの位置などによっては、逆に目立ってしまうこともあります。
この記事では、エアコンのコンセントを天井に取り付けるメリットやデメリット、おすすめの設置位置などをご紹介します。エアコンのコンセントの位置決めで悩む方は、ぜひ参考にしてください。
目次
エアコンのコンセントを天井に設置することで、さまざまなメリットを得られます。その内容を、見ていきましょう。
エアコンのコンセントの設置位置を天井にすると、部屋からケーブルが見えにくくなります。エアコン周りのごちゃごちゃした印象がなくなるため、部屋がすっきり見えます。
エアコンの横や下にコンセントを設置すると、その位置に背の高い家具を置けなくなったり、カーテンレールがぶつかったりすることもあります。
天井にコンセントを設置することで、家具の干渉を受けなくなります、家具のレイアウトの選択肢も、広がるでしょう。
天井に設置されたエアコンのコンセントは、その他の位置のコンセントと比べ、ホコリが溜まりにくいことがメリットです。
コンセント周りのホコリは、発火の原因となります。天井に取り付けることで、火事のリスクの低減が可能です。また、掃除もしやすくなります。
エアコンのコンセントを天井に取り付けることで、デメリットも生じます。その内容を解説します。
雨漏りのリスクがある住まいでは、エアコンのコンセントを天井に設けるのは避けたほうが良いでしょう。
コンセントが雨漏りによって濡れてしまうと、漏電のリスクが高まります。漏電が起こるとエアコンの電源がショートし、火事になることも。
天井にエアコンを設置する際は、天井周りの防水対策がしっかりされていることが重要です。
天井に取り付けられたエアコンのコンセントは、高い位置にあることから、抜き差しの際に脚立などの足場が必要になります。
落下によるケガや事故のリスクが生じるため、節電対策などでエアコンのコンセントを抜き差しすることの多い方は、手が届く高さにコンセントを設置したほうが良いでしょう。
エアコンコンセントの位置は、エアコン本体の横がおすすめです。エアコンの横はケーブルが垂れない位置のため、エアコン周辺の見た目がすっきりします。
また、エアコンのサイズは製品によって高さ・奥行きが変わります。買い替えをした際に、エアコンの上下にコンセントがあると、取り付けの邪魔になるかもしれません。場合によっては、コンセントを移動しないと取り付けられないケースも考えられます。
一方で、エアコンの横幅はどの製品もほぼ一定です。横側にコンセントを取り付けることで、サイズを気にせずにエアコンを選べます。
エアコンのコンセントを天井に取り付けたことで、失敗をした苦い経験を持つ方も多いようです。天井にエアコンコンセントを設置した失敗談を、ご紹介します。
アクセントクロスとは、部屋の一部の壁紙の色を変えたデザインのことを言います。自然と視線が集まるため、空間にリズムを生んだりメリハリを付けたりする際に用いられる手法です。
天井に取り付けたコンセントがアクセントクロスの上にあると、視線が集中しやすい場所に近いことから、目立ってしまいます。
天井にエアコンコンセントを設置する予定の方は、アクセントクロスの壁と隣接した場所は避けたほうが安心です。
エアコンの下から見上げると、天井にあるコンセントは見えにくいかもしれません。しかし、部屋に入ったときには、部屋全体を広く見渡すことになるため、天井にあるコンセントが丸見えになってしまいます。
部屋を眺めたときに、天井のコンセントが視界に入ることで、空間のデザインに違和感が生じるかもしれません。インテリアデザインを重視する方にとって、避けたい失敗です。
エアコンのコンセント場所を決めるにあたって、どこに設置すれば良いのか、迷ってしまいますよね。
コンセントを決めるときの注意点を解説します。
エアコンのコンセント位置は、なるべく目立たない場所を選んでください。壁の隅やエアコンの裏などであれば、エアコンコンセントが視界に入りにくくなります。また、目立ちにくいだけでなく、抜き差しがしやすいことや、部屋に入ったときの見た目なども考慮して、エアコンコンセントの位置を決めるのがおすすめです。
エアコンは定期的に買い替えが必要です。コンセントの位置と、新しいエアコンのサイズによっては、お互いが干渉し合い、エアコンを新設できないケースも考えられます。
現状のエアコンとサイズが違う製品を選んでも取付位置に困らない場所に、コンセントを設置してください。
エアコンのコンセントは、通常のコンセントと違い、特殊な形状をしています。これはエアコンは必要とする電圧が高く、通常のコンセントではパワー不足となるためです。
パワー不足によってエアコンが壊れたり、家の電気系統にトラブルが生じたりしないよう、専用のコンセントが設けられています。
専用コンセントの形状は、エアコンのパワーによって異なります。プラグは、適合するコンセントにしか差せません。
エアコンを購入する際は、プラグの形状が取り付け場所の専用コンセントと同じであることを確認してください
エアコンのコンセントを天井に設置することで、エアコン周りの見た目がすっきりします。コンセントが目立たなくなるメリットも得られるため、部屋の景観を気にする方は、天井にエアコンコンセントを設置することを選択肢に含めてみてはいかがでしょうか。
一方で、天井にエアコンコンセントを設置することで生じるデメリットやリスクもあります。部屋の間取りやエアコンの位置、空間のデザインなども考慮した上で、エアコンコンセントの設置場所を決めてみてください。
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