エアコンの手放し方は?有料・無料の処分方法をご紹介!エアコンを処分する際の注意点も
2024/06/07
2024/06/07
古くなったエアコンや使わないエアコンは、処分が必要です。しかしエアコンは家電リサイクル法に該当するため、燃えないゴミや粗大ゴミで捨てることはできません。
エアコンの処分をする場合は、リサイクル法で定められた方法で捨てる必要があります。費用をかけずにエアコンを処分する方法もあるため、エアコンを捨てたい方は、自分に合った方法を選んでみてください。
この記事では、有料・無料それぞれのエアコンの処分方法を解説します。エアコンを処分する際の注意点についても触れているので、ぜひ参考にしてください。
目次
リスクがなく、確実な方法でエアコンを手放したい方は、エアコンの処分を有料で行うことをおすすめします。
有料でエアコンを処分する方法を、見ていきましょう。
エアコンは「家電リサイクル法」に該当する家電です。そのため、燃えないゴミや粗大ゴミで捨てることができず、リサイクル料金を支払って処分が必要になります。
リサイクル料金は、エアコンのメーカーや品番によって異なります。990円か2,000円のどちらかの料金になることがほとんどのため、以下の資料を参考にして金額を確認してみてください。
リサイクル料金の支払いは、郵便局か回収を行う店舗などで行います。また、リサイクル法に従ってエアコンを処分する場合、以下の方法でエアコンの持ち込みか回収が必要です。
それぞれの詳しい内容を解説します。
エアコンの処分は、自治体の回収業者に依頼できます。連絡をすれば取り外しから回収まで行ってくれるため、ほとんど手間をかけずにエアコンの処分が可能です。
ただし、自治体の回収業者に依頼する場合、リサイクル料金を郵便局で支払う以外に、運搬費用と取り外し費用も発生します。運搬費用と取り外し費用の支払い先は、回収業者です。
金額は回収業者によって異なるため、事前に金額を確認しておくと安心です。
自治体が指定する場所に持ち込み、エアコンを処分することもできます。この場合、持ち込み場所に支払う料金はとくにありません。郵便局で支払うリサイクル料金だけで、エアコンを処分できます。
ただし、エアコンの取り外しは別の業者に依頼が必要です。
エアコンを購入した店舗に、古いエアコンの引き取りを依頼できます。保証書や購入レシートなどから、購入店舗を確認してみてください。
購入店舗で引き取りをしてもらう場合、リサイクル料金と運搬費用、取り外し費用が発生します。購入履歴が確認できる場合、運搬費用は割引されるケースもあります。
また、新しいエアコンを購入予定の場合、取り外し費用が安くなることも。購入店舗に相談をして、金額の見積もりを依頼してみてください。
エアコンの処分にお金をかけたくない方は、無料でエアコンを手放せる方法を選ぶのがおすすめです。
エアコンを無料で処分する方法を、ご紹介します。
不用品を無料で回収する業者に依頼することで、費用をかけずにエアコンを引き取ってもらえることがあります。自宅にチラシなどが入っていたら、検討をするのもひとつの手です。
ただし不用品回収業を営むには、基本的に古物商許可か一般廃棄物処理業許可が必要です。これらの資格がなく不用品回収をしている業者は、「悪質業者」の可能性があります。
悪質業者によって回収されたエアコンは不法投棄で処分されたり、処分費用として法外な金額を請求されたりするケースも少なくありません。被害に合わないためにも、回収業者の資格の有無を確認したほうが安心です。
型式が新しくきれいな状態のエアコンを処分したい場合は、リサイクルショップに買取依頼をしてみてはいかがでしょうか。
型式が5年以内のエアコンは高額で売れる可能性があります。また、汚れやニオイが少なく、リモコンや説明書などの付属品が揃っていることも、高額買取のポイントです。
近年ではメールやラインで査定を依頼できるリサイクルショップも増えています。エアコンの買取は自宅に取り付けた状態で査定を行うのが一般的なため、エアコンの写真を撮影し、お近くのリサイクルショップに買取の可否を問い合わせてみてください。
フリマアプリ・ネットオークションなどを利用するのも、エアコンの処分方法としておすすめです。
写真を撮影し、情報を記載するだけで販売ができるため、手軽にエアコンを手放すことができます。
ただし、フリマアプリやネットオークションでエアコンが確実に売れるとは限りません。また、売れるまで家に保管しなくてはならないため、保管場所のスペースも必要になります。
販売前に同じ型のエアコンの売れ行き状況をサービス内で確認した上で、フリマアプリ・ネットオークションの利用を検討したほうが安心です。
エアコンを処分する際は、次の3点に注意が必要です。
詳しい内容を解説します。
エアコンの取り外しは、自分で行わず専門の業者に依頼したほうが安心です。
エアコンは重く、脚立の上で作業が必要です。素人が取り外し作業を行うと、事故やケガのリスクが生じます。
エアコンの取付業者の多くが、取り外しのみにも対応しています。信頼できる業者に、取り外しを依頼してください。
エアコンを処分する理由が故障や不具合の場合、処分の前にもう1度、エアコンの故障の有無をチェックしてみてください。
エアコンの不具合は、故障ではなく別の原因のケースもあります。電源が入らない場合でも、コンセントを入れ直したりリモコンを買い替えたりすれば動く可能性があるため、処分前に再確認をおすすめします。
また、壊れたエアコンは簡単な修理で直ることもあります。以下の記事でエアコンの症状と原因、修理方法を確認した上で、処分を検討してみてください。
エアコンは家電リサイクル法に該当するため、自治体で回収している粗大ゴミ・燃えないゴミの日には基本的には出せません。ゴミの日に出しても回収はしてもらえないので注意してください。
また、自治体が運営する粗大ゴミ処理場に持ち込んでも、断られることがほとんどです。自治体が家電リサイクル法製品の持ち込み場所として指定している回収場所に持ち込むようにしてください。
エアコンの処分方法はさまざまです。リサイクル法に従って捨てると費用が発生しますが、安全に手間なく手放すことができます。
無料でエアコンを処分する方法もありますが、内容によっては持ち主の負担が生じることも少なくありません。
費用や手間、エアコンの状態などを考慮した上で、エアコンを手放す最適な方法を探してみてください。
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