エアコンのパテ埋めをDIY!やり方を図入りで解説&おすすめのパテ
2024/05/28
2024/05/28
エアコンの配管を通す穴は、パテで埋める必要があります。パテ埋めの作業はDIYでもできますが、どのようにパテを扱えば良いのか、穴の塞ぎ方などがわからない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、エアコンの穴をパテで埋める方法をご紹介します。
エアコンのパテ埋めをしない場合のリスクや、パテ埋めを業者に依頼した際の費用相場も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
エアコンのパテ埋めは自分で行うことが可能です。DIYでできるパテ埋めの方法について、ご紹介します。
既存の古いパテが残っている場合は、取り外してから新しいパテで穴を埋めます。
エアコンのパテはゴムほどの硬さのため、簡単に剥がせます。ただし一気に力を込めて剥がしてしまうと配管を保護するテープが一緒に剥がれたり、パテが壁の中に落ちたりしてしまうこともあるため、ゆっくりと少しずつ、壁から剥がしてください。どうしても剥がせないパテは、マイナスドライバーで削るようにして取り除きます。
パテを剥がした後、壁や配管周りに汚れやホコリが残っている場合は、きれいに拭き取ってください。
また、既存のパテを外す際は、手袋をしてください。パテには汚れがついているため、手袋をつけないと手指が黒くなります。
新しいパテを取り付ける際、まずは手をよく洗ってからパテを取り出してください。汚れた手でパテに触ると変色したり、手汗や汚れなどでパテが固まりにくくなったりします。
袋から取り出したパテは、手で温めながらよくこねます。柔らかくなったら、団子状に丸めてください。
団子状になったパテをさらに2つにして楕円状に形成します。そのうちの1つのパテで穴を埋めてください。
このとき、パテを穴の中に押し込むようにして塞ぐとより密閉性が増します。この時点では、それほど見栄えを気にしなくても大丈夫です。
パテを穴に詰めて入り口を塞いだら、残ったもう片方のパテでホースを包むようにして穴全体を塞ぎます。
壁とパテの間に隙間ができないように手の平でパテを伸ばしてください。配管部分は指の腹で撫でるように伸ばすと、きれいに仕上がります。
最後に指を軽く湿らせてパテ全体の凹凸をなくすように撫でれば、エアコンのパテ埋めの完成です。
エアコンのパテは数か月かけて固まります。そのためパテを使用してからすぐに固まらなくても問題はありません。
また、エアコンのパテの硬度は固めのゴム程度のため、コンクリートのように硬くなることはありません。
パテが柔らかい状態のまま変化がなくても、心配しなくて大丈夫です。
エアコン用のパテはホームセンターで販売されています。ホームセンターが近くにない方や買いに行く時間を確保できない方は、インターネット通販を活用するのがおすすめです。
ここからは、インターネット通販で購入できる、おすすめのエアコン用のパテをご紹介します。
こちらは安価で扱いやすいエアコン用パテです。プロが使用することも多い、エアコン用パテとしてポピュラーな品です。
こちらはセメダイン製のパテです。適度な粘着力があり硬くなりすぎないため、素人でも簡単にパテ埋めができます。
エアコンの撤去や交換の際など、一時的にエアコンの配管用の穴を塞ぎたい場合はホールキャップを使うのがおすすめです。
ホールキャップはフリーサイズのため、穴のサイズに合わせて選ぶ必要はありません。既存のパテを外し、壁の穴まわりの凹凸をなるべくなくしてから使うことで、隙間をなくせます。
エアコンのパテ埋めをせず、壁に穴が開いたままでもエアコンは使用できます。しかしパテ埋めをしないままでいると、さまざまなリスクが生じます。
エアコンのパテ埋めをしないと、配管と壁の間に隙間が生じます。そこから雨風や虫が侵入することも。
穴の大きさによっては、鳥や小動物が侵入するケースもゼロではありません。
パテ埋めをしていない穴から、外の冷たい空気や熱気などが部屋の中に侵入してしまいます。大通りに面した住まいの場合、排気ガスなどのニオイも部屋の中に入るかもしれません。
エアコンの配管の穴は、室内の空気が外に流れる原因となります。エアコンでどれだけ室内の温度を調整しても、涼しくor暖かくならず、エアコンの稼動効率が悪くなることが考えられます。
その結果、電気代が高くなる可能性があります。
エアコンのパテの寿命は5〜7年ほどです。ただし外気や風雨の影響を受ける部分のため、5年未満で劣化することもあります。
寿命に達していない場合でも、ヒビ割れやパテと壁の間に隙間が生じていた場合は、交換をしてください。
エアコンのパテ埋めは自分でもできますが、心配な方はエアコンの取り付け業者に依頼したほうが安心です。業者にパテ埋めだけをお願いした場合、6,000〜8,000円前後ほどが費用相場です。
また、パテが劣化するタイミングは、エアコンが寿命を迎えるタイミングに近い場合もあります。パテ埋めだけを依頼すると工事単価が高くなるため、エアコンの交換も同時に依頼することをおすすめします。
エアコンのパテ埋めをすることで、外気や虫が部屋に入ってくるのを防げます。また、きれいに配管の穴を埋めると、家の外観や室内の見た目が良くなります。
パテ埋めは自分でもできるため、工事費用を抑えたい方はDIYでチャレンジをしてみてください。
ARTICLE LIST
2024/07/03
2023/08/03
2023/10/24