食洗機用洗剤のおすすめ製品は?メーカー推奨洗剤や形状による違いについても解説
2024/04/22
2024/04/22
汚れた食器を入れるだけで面倒な食器洗いから乾燥まで済ませてくれる食器洗浄機は、家事の時短に欠かせないキッチン家電として浸透してきました。
「食器洗浄機を使っても、汚れが落ちない…」
そんな時は洗剤を変えてみると良いかもしれません。食器洗浄機用洗剤は、粉末からタブレット、ジェルタイプまで、さまざまな種類があり、お使いの製品との相性によっては、効果を実感できないこともあるでしょう。
この記事では、食器洗浄機用洗剤のおすすめ5選とメーカー推奨洗剤について解説いたします。
目次
食洗機用洗剤は形状別に3種類に分けることができます。
粉末タイプの洗剤は最もコスパが良いのが特徴です。
付属のスプーンなどで計量して投入するため、食器の汚れ具合や食器量に応じて量を調整できるのも魅力です。
家族が多く、1日数回に分けて食器洗浄機を使いたい方や、使用時の食器点数に差がある方にオススメです。
洗浄力は他と変わりませんが、溶け残りやすいのがデメリットです。
また、アルミ製の食器は化学反応で白くなりやすいため、お弁当箱やカラトリー類は注意が必要です。
ジェル・液状タイプの洗剤は溶け残ることがほぼなく、ガラス食器もピカピカに洗えるのが特徴です。
ただし、酵素入り洗剤は保管場所に注意が必要です。直射日光が当たる場所や高温多湿の場所だと劣化してしまいます。
タブレットタイプは計量の手間がいらず、そのまま投入できる洗剤になります。
液体と粉末の良いとこどりをしている製品が多く、どんな汚れでも落としやすく、万能洗剤として人気です。
タプレットタイプは便利さの反面、コスパが悪いのがデメリットといえるでしょう。
一度の運転で1つ入れるため、少量だけ洗いたい時などはもったいなく感じることも。
さらに、保管場所が悪いとタブレット同士がくっついてしまったり、破けてしまうこともあります。
湿気らないよう注意して保管しないといけません。
どれも洗浄力に大きな違いはありませんが、使用感やコスパに違いがあります。
生活スタイルに合ったものをお選びください。
人気の高いタブレット洗剤やガラス製品に強いジェル・液状など、おすすめの食洗機用洗剤を5つご紹介いたします。
2023年に改良版として登場したジョイ ジェルタブPROは、予洗いなしでも食器が綺麗になる驚きの洗浄力が話題のタブレットです。
2種類の液状洗剤と粉末洗剤がひとつになっているタイプで、どんな汚れもスッキリ綺麗に落としてくれます。
油汚れやこびりつきだけでなく、茶渋や着色汚れも落ちやすいのが特徴です。
ガラスのくもりを除去することに特化したジェルタイプの洗剤です。
汚れが残りやすいタッパーやプラ製のコップも綺麗にしあがります。
酵素配合なので、直射日光と高温に注意が必要です。
蓋がメモリ付きの計量カップになっているため、洗剤量の調整が簡単なのもGOOD。
溶け残りがないため、食器洗浄機の庫内もツルツルのまま保てます。
古くから食器洗浄機用洗剤を開発しているフィニッシュのタブレットです。
食洗機購入時にサンプルが同梱されていて、そのまま使っているという方も多いようです。
強い洗浄力で、どんな汚れもしっかり落ちます。コンパクトなタブレットなので、保管時も場所をとりません。
食器洗い用洗剤でも人気の高いキュキュットシリーズの食器洗浄機用洗剤です。
液状タイプはシトラスの香りと無香性の二つからえらべます。
排気口からでる独特の香りが苦手な方におすすめです。
ワンプッシュで適量が出せる特殊な容器なので、計量が簡単なのも魅力です。
界面活性剤不使用で地球にやさしい食器洗浄機用洗剤です。
自然由来のアルカリ性洗剤で、油汚れやべたつきもしっかり落とします。
エコな食器洗浄機用洗剤をお探しの方におすすめの洗剤です。
食器洗浄機メーカーも国内外多数ありますが、主要メーカーの中には、推奨洗剤を公表しているメーカーもあります。
特に明記がない場合は、どの食器洗浄機用洗剤を使っても問題ないと考えて良いでしょう。
推奨洗剤を公開しているメーカーとそれぞれの推奨洗剤をご紹介いたします。
パナソニックでは、以下の洗剤の使用を推奨しています。
リンナイでは以下の洗剤の使用を推奨しています。
三菱電機では以下の洗剤の使用を推奨しています。
上記推奨洗剤以外を使っても問題ありませんが、開発時の実証実験では推奨洗剤が使用されています。
最後に食洗機用洗剤に関するよくある質問をまとめました。
ご使用前に一度確認してみてください。
そもそも、食器洗浄機はなぜ専用洗剤を使用しないといけないのでしょうか?
普段お使いのお気に入りの食器洗い用洗剤(台所用洗剤)を使いたいと考えたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は、食器洗浄機に台所用洗剤を使うと、異常に泡が発生してしまい、故障の原因となります。
運転中、食器洗浄機内ではノズルが回転しながら強い水流で庫内の食器を洗浄しています。
スポンジでもふわふわの泡が立つ台所用洗剤をいれると、水流で泡が発生してしまい、少量でも庫内が泡でパンパンになってしまいます。
予洗い時に付着した洗剤でも泡が発生する可能性がありますので、ご注意ください。
タブレットや粉末タイプをお使いの場合は心配いりませんが、液状・ジェル状の洗剤を使用していると、うっかり間違えて台所洗剤をいれてしまう事故が起きがちです。
置き場所を工夫するなどして、間違えないようにしておくと安心です。
一般的に、タブレットタイプの食器用洗浄機用洗剤は、水に溶けるフィルムの中に洗剤が入っています。
高温多湿の環境下でしまうと、フィルムが溶けてしまう可能性があるため、日の当たらない場所で密封してしまうようにしてください。
食器洗浄機に食器を入れるまえに予洗いをすべきか、どのくらい予洗いすべきなのかわからないという方も多いでしょう。
予洗い不要の洗剤なら、予洗いしなくても綺麗に汚れが落ちます。
しかし、魚の骨や食べかすなどの固形物は庫内に残ってしまいます。
予荒いして軽く取り除いておくと庫内を綺麗に保ちやすくなるでしょう。
便利な食器洗浄機をより効果的に使いたいなら、洗浄力の高い人気の食器洗浄機の専用洗剤を使うのがおすすめです。
メーカー推奨の洗剤を使えば、さらに効果を実感しやすくなります。
食洗機お食器の洗い上がりに不満がある方は、ぜひこの機会に食器洗浄機の洗剤を見直してみませんか?
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