水道管の凍結を防止するお役立ちグッズ・用品を紹介【寒い時期に重宝する】
2023/11/19
2023/11/19
冬になると朝晩が特に冷え込み、気がついたら水道管が凍結していた……なんてことありせんか?頻繁に雪が降る日本海側や東北地方の方は経験があると思いますが、実は東京や大阪といった都市部でも起こりうる現象です。
水道管が凍結すると、お風呂や調理などの生活用水が使えなくなってしまいます。本記事では、水道管凍結を防止するグッズ・用品をご紹介。最後には、身近にあるもので凍結を防止するグッズも合わせて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
水道管は、以下3つの条件を満たすと、凍結する確率が高くなります。
-2〜4℃で凍結する確率が高まります。そのため、雪が降る日本海側や東北以外の地域でも、寒波が訪れる年などは注意が必要です。
なお、風が強い日が続いている、水道管が外にむき出しになっているなどの場合は、-2℃以上であっても、凍結する恐れがあります。
長い間家をあけるなどして、水道を長期間使用しなかった場合、水道管の中に残っていた水が凍結してしまうことがあります。
水道管が凍結すると、水が出なくなったり、最悪の場合は水道管の破損や破裂につながったりする恐れがあります。
水道管が凍結すると、手洗いや洗濯、料理をするための生活用水が使えなくなってしまいます。自力で解氷を行うことが難しい場合は、専門業者に依頼しなければいけません。しかし、冬の時期は依頼が殺到している場合が多く、すぐに業者を手配できないこともあります。
水道管内にある水が凍結すると体積が膨張し、接続部分にヒビが入ったり、破裂したりすることがあります。宅地内にある水道管は基本的に使用者の財産となり、修理費用は全額負担となってしまいます。冬が到来する前に、水道管凍結を防止するための対策を講じておくことをおすすめします。
水道管を防止するにはさまざまな対策がありますが、そのうちの1つが凍結防止グッズの活用です。ここでは代表的な水道管凍結の防止グッズ・用品をご紹介します。
水道管凍結の対策について詳しく知りたい方はこちら
保温テープとは、水道管の保温をしてくれるテープのことです。物理的接触などから保護する役割も果たします。巻きつけて保温するため、防止カバーよりも密閉性が高く、保温効果が高いとされています。
巻き方は、半分ずつ重ねるように、斜めにグルグルと巻くだけ。さらに、キャンパステープを巻くと、より保温効果・保護効果が高まります。
蛇口や水道管そのものを覆うカバーです。テープは一度貼り付けると取り替えが面倒ですが、カバーは取り付け・取り外しが容易です。ただし、蛇口付近のみ覆う凍結防止カバーが多く、単体での活用というよりは、保温テープなどと併用するのがベターです。
凍結防止ヒーターとは、電気の力で水道管を保温し凍結を防ぐグッズです。凍結防止帯とも。なお、凍結防止ヒーターは「運転方法」と「材質」によっていくつかの種類があります。
なお、多くの製品で重ね巻きは火災の恐れがあるため禁止されています。また、保温テープを併用する場合は、付属のテープまたはメーカー指定のテープを使用してください。
「金属配管用」と「樹脂配管用」が販売されています。ご自宅の水道管の材質に適していないものを使うと、期待する効果は得られないばかりか、水道管自体を傷つけたり、火や感電したりする恐れもあります。
外気温が下がると発熱するヒーターで、「ニクロム線ヒーター型」と「自己温度制御型」の2種類があります。自己温度制御型は、冬場は基本的に通電するため、ニクロム線ヒーター型と比べると電気代は高くなります。一方、ニクロム線ヒーター型は、水道管内の温度や外気温を検知し、自動で運転と停止を繰り返します。
先に紹介した水道管の凍結防止グッズを揃えるのが面倒くさい、大変ということであれば、身近にある日用品を代用してみるのはいかがでしょうか。どれも簡単なものばかりなので、試してみてください。
アルミシートは、たくさんの空気の層で熱の伝達を遅くすることによって、断熱効果を発揮するアイテムです。家具用品店やホームセンター、100円均一やスーパーなどでも販売されており、より手軽に対策ができます。
ダンボールの隙間を埋める緩衝材や、梱包材として用いられるアイテム。「プチプチ」や「エアーバック」「エアキャップ」など、さまざまな呼び名が存在します。気泡緩衝材の上から、ビニールテープやガムテープなどを巻きつけて固定すると、より強力に凍結を防止できます。
こちらも、アルミシートと同様に、100円ショップやホームセンターでも購入可能であるほか、荷物が届いた際の気泡緩衝材を取っておけば無料で活用可能です。
寒冷地では、水道管に凍結対策が施されているケースもありますが、全てではありません。水道管が凍結すると、一定期間、生活用水が使えなくなり日常生活に支障が出てしまいます。水道管の凍結防止グッズを購入・設置して、冬の寒さに備えることをおすすめします。
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