一人暮らしの方は必ず自分で家事をしなければなりません。家族と一緒にいれば協力して家事ができますが、1人だとそうはいかないですよね。そのため、できることなら家事の手間を減らし、時短していきたいところ。

しかし、実際やってみると家事する時間がなく、自分の時間も取れず疲れ切って後回しにしてしまうこともあります。

そこで今回の記事では、一人暮らしの家事を時短する方法をご紹介します。家事別でご紹介しますので、参考にしてくださいね。

一人暮らしの家事の時短料理編

自分で料理することは健康的で食事の満足感も上がるかもしれませんが、やり方によっては時間もかかり、労力もかかってしまいます。1人暮らしなら帰宅してから作ることになるので、疲れた体で料理しなければなりません。そのため、できる限り時短ができるように工夫が必要になります。

お米のとぎ方は適当でいい

一人暮らしの方なら、1度や2度はやったことのあるお米とぎですが、丁寧に何度もとぐ方がいる一方、簡単に済ませてしまう方もいます。実はお米のとぎ方は適当でいいのです。

実際なぜお米をとぐのかというと、お米についたゴミやぬかを水で洗い落とすためにやっています。お米のゴミやぬかは軽く洗うだけで簡単に落とせますので、何度も洗う必要はなく、逆に洗いすぎることでお米に付いた栄養がなくなってしまうのです。また、最近の精米機も機能性が高いので、そこまでゴミやぬかがつくことはないため、何度も洗う必要はありません。

適当に洗った方が、栄養価も高く、香りも出て美味しくなります。洗い方は、指を立てて軽く掻き回す程度で問題ないです。

炊きたてのお米は小分けにして冷凍庫へ

炊きたてのお米は小分けにして冷凍庫へ入れた方が、長持ちし、固くなったりパサパサにならずに食べることができます。炊きたてのお米は、炊いた状態のまま置いておくと、少しずつ水分が出てしまい表面はべちゃべちゃで中身はパサパサになり、美味しくなくなります。そのため、水分をたくさん含んでいる状態のまま冷凍することで、解凍したときも美味しく食べることができます。

また、小分けにしておくことで食べたいときにレンジで温めるだけなので、一人暮らしの方には家事の手間も省けることができます。

なお、冷凍したお米の賞味期限は目安で1ヶ月ほどは保存できますが、1週間を過ぎると味が悪くなりますので、2週間をめどに食べるのが良いですね。

※2度温める 1分半ほど温めて、お椀に移して少しほぐしてから再び40秒ほど温めると美味しくなる

自然解凍はNG 水分が出てしまい表面はべちゃべちゃで中身はパサパサになる

週末に作り置きしてストックを作っておく

健康のためにもできれば毎日やりたい家事である料理ですが、なかなか毎日作るのは難しい方も多いはず。そのため、外食が多くなり健康面での不安も強くなってしまいます。そこでおすすめなのが、週末に作り置きしてストックを作っておくことです。特に忙しい方にはおすすめで、料理する労力も減らすことができます。

休日にまとめて2時間やるか、平日に帰宅してから3、40分やるなら時間的にも体力的にもまとめてやっておいた方が楽で、一人暮らしの方は、自分の時間も作りにくくなるため、この方法がおすすめです。もし料理に慣れていない人でも、続けて入れば上達してくるのでさらに時短になりますね。

作り置きは保存がきく状態にできるので、材料も無駄にせず、光熱費も抑えられるので、節約にも繋がります。

一人暮らしの家事の時短掃除編

一人暮らしをしていると自宅に友人が来るときは掃除するが、それ以外ではおろそかになり、ついつい後回しにする方は多いのではないでしょうか。掃除しようとすると片付けも一緒にしないといけなかったり、家具を移動させたりと掃除は何かと手間がかかってしまいます。

ラグやマットはひかない

ラグやマットをひくと、家事の手間が増えてしまうため、ひかないことがおすすめです。ラグやマットをひいてしまうと、掃除をする際の移動や洗濯をしなければならなくなり、その分の労力や時間がかかってしまいます。ラグやマットがなくなれば、移動や洗濯への労力がなくなり掃除も楽にできるようになります。

さらに手間を省きたいのであれば、掃除機を使用せずクイックルワイパーを使用すれば掃除も簡単に済みます、掃き掃除に加えウエットシートを使用すれば、拭き掃除も楽にできますね。

もし、床にマットをひかないと足が冷えてしまうという方は、スリッパを履くのがおすすめです。最近では冬の寒い時期でも暖かさを保てるスリッパも販売されているので、そちらもチェックしてみることをお勧めします。

三角コーナーを置かない

三角コーナーも置く必要はありません。三角コーナーがあることで、毎日ゴミを捨てる手間が増え、加えて水廻りなのでカビも生えやすく、さらに掃除の手間も増えます。

対策としては、排水溝ネットを設置してゴミの日に出すことで手間を減らせます。もし臭いなど気になるなら毎日交換しゴミ箱に捨てるようにする事をお勧めします。

また、生ゴミの臭いが気になる方は、ゴミ箱をシンクの下に設置するのもおすすめになります。ただし、ゴキブリなどの害虫が来ないように蓋付きのゴミ箱が良いですね。

シャワーを浴びながらお風呂掃除をする

お風呂掃除は、入浴やシャワーを浴びるついでにやるのがおすすめです。服を着たまま掃除すると、結局濡れてしまい洗濯の手間が増えてしまいますが、シャワーを浴びながらだといくら濡れてしまっても大丈夫なので、洗濯の手間も増えません。

そして、シャンプーやボディソープも床に置かず、吊るすなどの浮かす配置もおすすめです。浮かすことで床面が汚れるのを防げますので、さらに手間がなくせます。

また、入浴終わりや掃除終わりに50℃のお湯で浴室全体を流すことで、カビの発生を抑制できますので、試してみるのも良いですね。※全てのカビが死滅するわけではありません。

トイレブラシを置かない

トイレには、マットだけでなくブラシやゴミ箱も置かないことで掃除がやりやすくなります。床にものがあることで、掃除するときに床に置いているものを移動する手間が出てくるのでおすすめしません。

女性は生理があるのでゴミ箱が必要かもしれませんが、数枚袋を用意しておき、その度メインのゴミ箱に捨てれば解決できます。

便器の掃除方法は、使い捨てタイプのトイレ用ブラシか、こすらず落とせる洗剤が便利でおすすめです。これなら、手を汚すことなくトイレに流してしまえば済むので、手間もかかりません。

まとめ

一人暮らしを始めたばかりの方は、家事の多さに驚くことも多いですね。そのため、ていねいに時間をかけて家事をしたくなるときもあります。しかし、一人暮らしの家事は時短することが重要です。家事が時短できると、自分の時間も取れるようになり疲れている体も休めることができます。

まずは自分ができることから始め、できないところはこの記事を参考にして、自分のやり方を見つけていってください。