お風呂の換気扇フィルターの必要性は?選び方やおすすめの製品
2024/12/01
2024/12/01
「お風呂の換気扇がすぐにホコリだらけになる」
「掃除が面倒で放置してしまいがち」
こんなお悩みを抱えている方は、浴室換気扇フィルターの設置を検討することをおすすめします。換気扇フィルターを使うことで、換気扇の汚れを減らし、掃除の手間を軽減できます。
この記事では、浴室の換気扇フィルターの必要性や選び方、そしておすすめの製品をわかりやすく解説します。
浴室換気扇の掃除の手間に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
目次
「お風呂の換気扇フィルターはつけない方がいい」ともいわれています。その理由は、フィルターを取り付けることで空気の通り道が狭くなり換気効率が低下するリスクがあるためです。
しかし、フィルターにはホコリやチリが換気扇内部に侵入するのを防ぐ効果もあります。
そのため浴室の換気扇フィルターを取り付ける際は、環境に合わせて使うことが大切です。たとえば、窓がなく空気の通り道をしっかり確保したい浴室であれば、フィルターは取り付けないほうが良いかもしれません。
一方で、窓があり換気機能は十分であっても、外部からホコリやチリが侵入しやすい浴室であれば、フィルターがあったほうが安心です。
浴室の環境に合わせて、浴室換気扇フィルターの装着の有無を判断してください。
お風呂の換気扇フィルターを選ぶ際は、次のポイントを押さえましょう。
浴室換気扇フィルターを選ぶ際は、素材に着目しましょう。
たとえば、浴室換気扇フィルターの素材として一般的な不織布は通気性の高さが特徴です。そのため換気効率を損なうことなく使用できます。また、湿気を吸収しにくい性質を持つため、カビの発生を抑える効果も得られます。
そのほかにも、ガラス繊維でできたお風呂の換気扇フィルターもおすすめです。ガラス繊維のフィルターはフィルタリング性能が非常に高く、PM2.5や花粉の除去にも対応します。また、頻繁に交換する必要がないのも特徴です。
浴室用換気扇フィルターの大半は、粘着テープやマジックテープで簡単に取り付けることができます。また、換気扇のカバーに挟み込むタイプもあるため、自分が使いやすいと思う取り付け方法のフィルターを選ぶことをおすすめします。
浴室換気扇フィルターの交換は、3〜6か月に1度が目安です。使用状況によって交換頻度の目安は異なるため、フィルター交換の手間をなるべく避けたい場合は、交換目安期間の長い製品を選んでください。
また、交換のタイミングをわかりやすく表示する浴室換気扇フィルターも販売されています。交換のタイミングを見極めるのが難しい場合は、このような製品を選ぶのもおすすめです。
ここからは、おすすめの浴室換気扇フィルターをご紹介します。
リーズナブルで使いやすい、フィルターです。任意のサイズにカットして使えるため、浴室換気扇のサイズを選びません。
こちらのフィルターは、埃もしっかり取り除く目の細かさが魅力です。マジックテープで簡単に装着できる手軽さや、クローバー柄のかわいいデザインもポイントです。
プロペラタイプの換気扇には、こちらがおすすめです。手軽に取り付けができるため、高齢の方でもフィルター交換をラクに行えます。
浴室の換気扇の汚れは、ホコリやチリが大きな原因です。
入浴時に発生する水蒸気や温かい空気が換気扇内に入り込むことで、湿度が高くなり、浴室内のホコリやチリがフィルターやファンに付着します。
湿ったホコリは換気扇内部に残りやすく、蓄積されると取り除きにくくなります。これが、換気扇の動作に悪影響を及ぼし、回転が重くなる原因となります【42】。
さらに、換気扇内の湿気が長時間放置されると、カビが繁殖するリスクも高まります。カビも、換気扇を汚す原因の1つです。
カビの胞子は浴室全体に広がり、アレルギー症状や健康被害を引き起こす可能性があるため、定期的な掃除が必要です。
加えて、浴室で使用するシャンプーやボディソープ、入浴剤などの成分が微粒子となり、換気扇に付着することも少なくありません。長期間放置されると、ファンの表面がべたつき換気効率が低下する原因になります。
お風呂の換気扇を掃除しないことで、次のリスクが発生します。
換気扇の掃除をしないままでいると、換気扇内部に湿気が溜まり、カビや菌が繁殖しやすくなります。カビや菌の胞子が換気扇を通じて浴室全体に広がれば、呼吸器系のトラブルや皮膚炎などを引き起こすかもしれません。また、カビや菌は排水口や壁のタイルにも広がり、浴室の衛生状態が悪化します。
そのため、カビや菌の発生を未然に防ぐためにも、換気扇の定期的な清掃が必要です。
換気扇内部にホコリや汚れが蓄積されると、モーター部分が目詰まりし、故障することも考えられます。
換気扇が故障すると、モーター回転時に異音がして落ちついて入浴できなかったり、換気機能を十分に果たせなかったりすることもあります。故障した換気扇を使い続けると、火災や感電のリスクも生じるかもしれません。
故障を防ぎ安全に使用するためにも、換気扇は定期的に清掃をしてください。
換気扇フィルターを取り付けても、換気扇内部に侵入するチリや埃を完全に取り除けるわけではありません。そのため換気扇フィルターを交換する際は、換気扇の掃除も同時に行うことをおすすめします。
ここからは換気扇の簡単な掃除方法をご紹介します。
換気扇のカバーを取り外せるタイプの場合は、カバーと換気扇内部にあるシロッコファンを取り外します。
カバーとシロッコファンについた埃は掃除機で大雑把に取り除きます。細かい汚れはシャワーで洗い流してください。歯ブラシや中性洗剤などを使用しても問題ありません。
洗浄後はしっかり乾燥させ、元通りにつけ直します。
換気扇のカバーを取り外せないタイプの場合、カバーについたホコリを掃除機で取り除きます。その後、雑巾で手の届く範囲を拭き掃除すれば完了です。
ホコリを取り除く際、綿棒や割り箸で奥まで掃除をしたくなりますが、カバーを取り外せないタイプの換気扇は何かトラブルがあったときに、素人では対応や確認ができません。
そのため、掃除の際も無理はせず、表面だけをさっと拭き取る程度で済ませたほうが安心です。奥の方まで掃除したい場合は、プロに依頼してください。
お風呂の換気扇フィルターは、浴室の換気を保ちながらホコリや汚れの蓄積を防ぐために役立ちます。
選び方や設置方法をしっかり把握し、定期的なメンテナンスを行うことで、長期間快適な浴室環境を保つことができます。ご自宅の浴室にぴったりのフィルターを選んで、毎日の掃除をもっと簡単にしましょう。
困ったときは、専門業者に相談してさらに安心して使用できる環境を整えるのもおすすめです。
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