三菱エコキュートの導入で申請できる補助金制度一覧！三菱エコキュートの特徴も

エコキュートを導入する際、補助金制度を上手に活用することで導入コストを大きく削減することができます。

特に三菱のエコキュートは、省エネ性能や快適性に優れており、補助金の対象製品としても注目されています。

この記事では、三菱エコキュートの導入に申請できる補助金制度や申請条件、支給金額について詳しく解説します。また、三菱エコキュートの特徴も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

※本記事の内容は2024年8月時点のものです。内容は変更される場合があるため、最新情報は公式ホームページをご確認ください。

三菱のエコキュートで申請できる補助金制度

三菱のエコキュートを設置するにあたって、補助金制度を申請できます。

ここでは、三菱のエコキュートで申請できる補助金制度の内容をご紹介します。

1.給湯省エネ2024事業

エコキュート導入でもっとも補助金額が大きいのが、給湯省エネ2024事業です。この制度を活用することで、一定以上の性能を備えた給湯器を設置する家を対象に、補助金が支給されます。

申請条件や補助金内容の概要を、解説します。

申請条件

給湯省エネ2024事業の申請条件は、以下の通りです。

• ・住宅を所有する個人またはその家族
• ・住宅を所有し、賃貸に供する個人または法人
• ・賃借人
• ・共同住宅等の管理組合・管理組合法人

エコキュートを設置する家庭や会社、もしくは集合住宅や戸建て賃貸のオーナーであれば、補助金を受け取ることができます。

ただし、設置するエコキュートは新品であることが条件です。中古品で購入した場合は補助金の対象とならないため、注意してください。

また、申請期間は2024年12月31日までです。申請期間を待たずに予算上限に達した場合は応募を締め切るため、エコキュートの導入を決めたらなるべく早めに申請したほうが安心です。

支給される補助金額

給湯省エネ2024事業で支給される補助金額は、以下の通りです。

• ・ヒートポンプ給湯機（エコキュート）：8万円／台
• ・電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機（ハイブリッド給湯機）：10万円／台
• ・家庭用燃料電池（エネファーム）18万円／台

条件を満たした場合、上記の金額に補助金がプラスされます。エコキュートを設置した場合、最高で28万円の補助金を受け取ることが可能です。

要件（それぞれすべて満たすことが条件）	補助額の加算額
・インターネットに接続可能・天気予報・日射量に連動して昼間に沸き上げをシフトする機能を備えている	＋2万円／台	両方を満たした場合は＋5万円／台
・補助要件下限の機種より、5％以上CO2排出量が少ない・以下のどちらか（A.B）に該当 A：2025年度の目標基準値に＋0.2以上の性能値を持つB：おひさまエコキュート	＋4万円／台
電気温水器を撤去	＋5万円／台	–
電気蓄熱暖房機の撤去	＋10万円／台	–

給湯省エネ2024事業

2.子育てエコホーム支援事業2024

「子育てエコホーム支援事業2024」も、三菱のエコキュートを設置した家庭への補助金給付を行っています。名称に「子育て」とありますが、条件を満たせば子育て世帯でなくても問題ありません。

子育てエコホーム支援事業2024の申請条件や補助金額を、ご紹介します。

申請条件

子育てエコホーム支援事業2024の申請条件は、以下の通りです。

• ・必須工事を1つ以上申請する
• ・補助金額の合計が5万円以上である

この制度は、申請に必要な必須工事（申請に必ず必要な工事）と任意工事（必須工事と組み合わせれば申請できる工事）で構成されており、エコキュートの設置は必須工事のうちの1つである「エコ住宅設備の設置」に該当するものです。

しかし申請には補助金額の合計が5万円以上でなくてはならず、エコキュートの設置のみで受け取れる補助金額は、5万円未満です。エコキュートの設置は必須工事であるものの、それだけでは申請条件を満たせないため、その他の工事も同時に行うことが補助金を受け取る条件となります。

補助金を受け取るために必要なその他の工事

• ・開口部の断熱改修
• ・外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
• ・子育て対応改修
• ・防災性向上改修
• ・バリアフリー改修
• ・空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
• ・リフォーム瑕疵保険等への加入

支給される補助金額

子育てエコホーム支援事業で支給される補助金額は、エコキュートを設置した場合、1戸あたり3万円です。

補助金の申請条件が5万円以上のため、この補助金制度を申請する場合は、その他の工事も同時に行う必要があります。

子育てエコホーム支援事業2024

3.都道府県の補助金制度

都道府県でも、三菱エコキュートの設置で申請できる補助金制度が用意されています。

東京都の場合は、「東京ゼロエミポイント」が該当します。

この制度を活用し三菱のエコキュートを設置した場合、1万2,000円分のポイントが支給されます。ポイントは、商品券やLED製品への交換が可能です。

東京ゼロエミポイント

その他道府県でも、省エネ家電の購入に向けた補助金制度が用意されています。住まいのエリアの補助金制度の内容を、確認してみてください。

4.自治体の補助金制度

自治体でも、エコキュート導入に向けた補助金制度が用意されています。内容や金額は自治体ごとに異なるため、三菱エコキュートを導入予定の方は、自治体の窓口に確認してみてください。

また、自治体の補助金制度は国や都道府県の補助金制度と併用が可能であるケースが大半です。上手に活用すれば、三菱エコキュートの導入費用の負担を抑えられます。

三菱のエコキュートの特徴

三菱のエコキュートは、省エネ性や快適性に優れています。

ここからは、三菱エコキュートの特徴を、ご紹介します。

菌の繁殖を抑える「キラリユキープ」

「キラリユキープ」は、配管内の菌の繁殖を抑える機能です。配管内に菌の繁殖を抑える深紫外線照射ユニットが備わっており、これによって浴槽に貯まるお湯はきれいな状態を保てるため、沸いてから時間がたったお風呂のニオイや不快感を軽減できます。

マイクロバブルで心地よい入浴タイム「ホットあわー」

「ホットあわー」も三菱エコキュートの特徴の1つです。ホットあわーを活用することで浴槽にマイクロバブルが発生し、無数の泡による血行促進や心地よい入浴などが実現します。

沸き上げのエネルギーを節約する「ホットりたーん」

「ホットりたーん」は、省エネ性能に優れた機能です。浴槽に残ったお湯の熱を利用し、沸き上げのエネルギーに活用します。

熱を効率的に利用できるため、電気代の削減も期待できます。

太陽光発電と連携できる「お天気リンクAI」

三菱のエコキュートには、太陽光発電と連携できる「お天気リンクAI」が搭載されているタイプもあります。

「お天気リンクAI」は、天気予報やこれまでの太陽光発電による電力の収支量を算出し、エネルギーを効率的に利用してお湯の沸き上げを行います。これにより省エネや光熱費削減に、役立ちます。

補助金を活用して三菱のエコキュートを導入しよう

三菱のエコキュートを導入する際には、給湯省エネ事業や子育てエコホーム支援事業、各自治体の補助金制度を活用することで、費用負担を軽減できます。

また、省エネ性能や快適性が高い三菱エコキュートの導入は、環境にも家計にも優しい選択です。補助金制度をうまく利用しながら、三菱エコキュートの設置を検討してみてください。