ヤマダ電機でエコキュート交換・買い替えする場合の料金や費用はどのくらい?
2024/08/28
2024/08/28
ヒートポンプで空気中の熱を利用して湯沸かしを行う「エコキュート」。電気代節約や省エネを重視する方を中心に人気のある給湯器です。
今ご使用中の給湯器からエコキュートへの買い替えは、家電量販店のヤマダ電機でも可能です。本記事では、ヤマダ電機でのエコキュート交換に焦点を当てて解説します。
目次
ヤマダ電機ではエコキュートの交換サービスを行っています。
ただし、交換のみの受け付けはしておらず、エコキュートの本体価格に、交換にかかる標準工事費が含まれています。標準工事費に含まれている内容は下記のとおりです。
・既存エコキュート取り外し/本体設置 ・産廃費 ・既存配線/リモコン配線接続 ・アース工事 ・電力会社申請・給排水/追い焚き配管の接続 ・循環アダプタ取り付け/交換 ・リモコン/脚部カバー取り付け ・専用回路増設 ・200Vブレーカーの取り付け |
エコキュートの取り付けでは、屋外に土台を作り、ヒートポンプユニットと貯湯タンクを並べて設置します。少なからず稼働音が発生するため、夜間でも音が気にならない場所に設置するのがポイントです。
エコキュートの本体価格は製品によって異なりますが、50万円〜70万円(税込)が目安です。標準工事費の目安は、17万6,000円(税込)ほどです。ただし、下記に該当する場合は追加料金が別途かかることがあるため、事前に確認してください。
離島・遠隔地 | 下記いずれかになる場合があります。 ・施工対象外になる ・別途費用がかかる ・別途配送料がかかる |
寒冷地 | ・ヒーターバンド付保湿配管(5mまで) ・ヒーターバンド用専用回路増設(10mまで) |
既存の基礎・配線・配管類が適合しない、もしくは劣化している場合 | 別途追加工事が必要 |
ひとくちにエコキュートといっても、メーカーや製品の種類によって性能や大きさ、容量などが異なります。
ヤマダ電機ではさまざまなタイプのエコキュートを取り扱っており、自分にマッチした製品を選べます。ここでは、ヤマダ電機で取り扱っているエコキュート製品を一部ご紹介します。
日立の「BHP-FG37WU」は、標準の給湯圧力モデルです。タンクに高断熱のウレタンフォームを充填した「ウレタンク」を採用しており、貯湯したお湯が冷めにくいのが特徴。また日立エコキュートアプリをダウンロードすれば、いつでもどこでもスマートフォンからエコキュートの操作や設定が可能です。
ハウステックの「HHP-YE37AY6」の大きな特徴は、高圧力パワフル給湯。水側最高使用圧力290kPa(キロパスカル)という高圧力をもっているから、シャワーの水圧も十分で爽快なバスタイムを楽しめます。
三菱電機の「SRT-SK376D」は、寒冷地対応のエコキュートです。湯はり後に菌の増殖を抑制する「キラリユキープ」機能を搭載。追い焚きだけでなく残り湯を洗濯に使う際にもうってつけです。
ハウステックの「HHP-Y37AY4K-B」も寒冷地対応モデルです。外気温が-25度でも高温でお湯を沸かせます。さらに、学習機能付きの使いきりモードが搭載されています。電気代の安い夜間にお湯を沸かし、そのお湯を昼間に使いきるため、電気代も節約できます。
エコキュートをヤマダ電機で交換することで、どのようなメリットがあるのでしょうか?
ヤマダ電機では、さまざまなタイプや機能が搭載されたエコキュートを販売しているため、自分に合った製品を選ぶことができます。
タンク容量 | ・370L(2~3人向け) ・460L(4人向け) |
給湯の圧力 | ・高圧タイプ ・標準タイプ |
タンクの形状 | ・角型タイプ ・薄型タイプ |
機能 | ・自動洗浄 ・バブルおそうじ ・フルオート ・ソーラーチャージ ・使いきりモード など |
例えば、タンク容量は適切なものを選ぶことで無駄なく必要量のお湯だけ沸かすことができ、電気代の節約にもつながります。給湯の圧力は、水圧と節約を両方重視するなら「高圧タイプ」、節水と省エネを重視するなら「標準タイプ」が向いています。エコキュートのタンク容量の選び方については、以下の記事もご参照ください。
ヤマダ電機では、商品10年安心長期保証・工事10年安心長期保証・24時間安心サポートと保証体制が充実しています。商品10年安心長期保証は、保証期間内であれば出張代・技術代・部品代を合わせた修理代が回数制限なく無料になります。さらに24時間安心サポートもあるから、不明点や困ったことがあればいつでも電話で問い合わせできます。
対象要件を満たせば、ヤマダ電機で購入したエコキュートは「住宅省エネ2024キャンペーン」の補助対象になります。
「住宅省エネ2024キャンペーン」とは、2050年のカーボンニュートラルの実現を目標とした、家庭での省エネ推進のための4つの補助事業の総称です。なお、工事請負契約を交わした該当リフォームに加え、エアコンや一部リフォームも、受付確認書や受付カードによる申し込みで補助金の申請が可能です。
同キャンペーンでエコキュートの補助金をもらうための要件や方法などについては、以下の記事もご参照ください。
エコキュートの購入や交換は、今回ご紹介したヤマダ電機などの家電量販店の他にも、下記のような場所でも依頼が可能です。
・給湯器メーカー ・ガス会社 ・電力会社 ・工務店、リフォーム店 ・ホームセンター ・インターネット販売業者 |
例えば、ホームセンターは店舗にショールームやリフォーム専用窓口が設置されていることが多く、エコキュートの実物を見てから購入したい方に向いています。
インターネット販売業者は、実物を見れないものの比較的価格が安く設定されていることも多く、できるだけ費用を抑えたい方に適しています。
どこに頼む場合でも、事前に見積もりを取って明確な工事内容と金額を確認してから依頼することが、エコキュート交換で後悔しないポイントです。
ヤマダ電機では、多種多様なニーズに合わせたエコキュートを取り扱っているため、自分に合った製品を見つけやすいです。
また、全国展開している家電量販店という信頼と実績は、初めてエコキュートを交換する方にとっては安心できるポイントかもしれません。ぜひ本記事を参考にしてみてください。
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