エアコン&サーキュレーターで冷暖房効率UP!電気代節約効果大な置き場所とは?
2024/07/03
2024/07/03
エアコンがあれば、夏も冬も快適に過ごすことができますが、サーキュレーターがあればさらに冷暖房効率を高めることが可能です。
この記事では、サーキュレーターの効果を高める置き場所や選び方、おすすめのサーキュレーターをご紹介します。
なかなか快適な温度にしにくいロフトや階段のあるリビングにサーキュレーターを設置する方法についてもあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
サーキュレーター(Circulator)とは、空気を効率的に循環させるための装置です。
エアコンと併用して使用したり、換気目的で使用します。
冷暖房使用時にサーキュレーターを使うと、部屋全体の空気の温度や湿度を均一に混ぜ合わせることができます。
室温や湿度のムラを減らすことで、エアコンの冷暖房機能をより効率的に使うことができるのです。
部屋の換気をしたい時にも、サーキュレーターを使うことで室内に空気の流れを生み出し、スムーズに換気をすることができます。
梅雨時期の湿気対策や部屋にこもったニオイを換気したい時などにも便利です。
さらに、サーキュレーターは、風を遠くまで広げる力が強いのも特徴です。
強力で直線的な風を発生させるため、部屋の隅々まで空気を行き渡らせることができます。
エアコンが効きにくい広い部屋や高い天井の部屋では、サーキュレーターを使うことで、より大きなメリットを得ることができるのです。
サーキュレーターと扇風機は、どちらも羽を使って風を発生させる装置です。
見た目は似ていますが、用途が違うため、「生み出される風の特性」が異なります。
サーキュレーターは、空気を循環させることを主な目的としているため、直進性の高い風を発生させます。
一般的に、風量が強いものが多く、体に直接風を当てることは推奨されていません。
一方、扇風機は穏やかな風を作り出し、涼しさを感じさせるための機械です。風量も強くなく、やわらかな風なので、体に風が直接当たっていても不快ではなく、涼しさを感じることができます。
サーキュレーターは一年中使えますが、扇風機は梅雨や夏など、暑い時に涼むために使われます。
直線的な風ではないため、部屋全体の空気を循環させることは難しく、換気には向いていません。
また、冬に扇風機を使用しても、寒さを感じてしまうでしょう。
見た目は似ていますが、意外と使い道は大きく異なります。
部屋全体の冷暖房効果を高めるには、サーキュレーターが適役です。
サーキュレーターを効果的に利用するためには、『置き場所』も非常に重要です。
季節によって置き場所や向きを変えることで、効果を最大限発揮させることができます。
ここでは、冷房使用時と暖房使用時に最適なサーキュレーターの置き場所について、くわしく説明していきます。
梅雨〜夏にかけ、冷房を使用する時には、サーキュレーターをエアコンの真下に置くと効果的です。
冷たい空気は部屋の下に溜まりやすい性質があるため、エアコンから出てきた冷たい空気を、すぐにサーキュレーターにのせると、部屋全体に広げることができるでしょう。
エアコンと同じように、壁に背を向け、室内側にサーキュレーターを向けます。
首は少し上向きにし、対角線の壁側に向けるとより広い範囲の空気を循環させることができます。
壁の形状やインテリアの形状上、エアコンの真下から対角線に向けてサーキュレーターを設置するのが難しい場合は、冷気が溜まりやすい場所にサーキュレーターを置き、温かい空気がエアコンの吸気口(エアコンの上側)に届くよう設置するように置いてみてください。
暖房を使用する際には、暖かい空気は上にたまる性質を考慮し、置き場所を考えます。
サーキュレーターは部屋の真ん中〜エアコンの対角線上に設置し、首は真上を向けるのがおすすめです。
冬は風が体に当たると寒さを感じてしまうため、体に直接風が当たらないようにするのも重要なポイント。
足元に溜まった冷たい空気を上昇させ、部屋の壁に沿って温かい空気が降りてくるようにすると、優しい空気の流れで部屋全体を温めることができます。
ロフトやリビング階段のある家では、空気が1箇所に溜まりやすく、エアコンだけでは快適な室内空間を作り出すのが難しいですよね。
そういう時こそ、サーキュレーターがあると便利です!
ただし、サーキュレーターは直線的な空気の流れを生み出すため、エアコンとサーキュレーターの間に壁があったり、設置する階が違うと効果を最大限発揮させることができません。
そこで、2台のサーキュレーターを併用することで、複雑な間取りでも空気の流れを生み出すことができるようになります。
ロフトの場合なら、2台目をロフトに置きます。
冷房時にロフトを冷やしたい場合は、ロフトに置いたれサーキュレーターをやや上向きに向け、ロフトに溜まった空気を1階に流すようにしてください。
暖房時はロフトに温かい空気が溜まりやすいので、1階に向けて設置するか、やや天井向きに設置して階下に温かい空気を下ろすのを助けるように設置します。
リビング階段の場合は、階段に冷気や暖気を逃さないよう、踊り場や階段の端からリビングに向けてサーキュレーターを設置してみてください。
サーキュレーターを選ぶ際には、目的や使用環境に応じて、最適な機能を持つサーキュレーターを選ぶことで、効果的に空気を循環させ、快適な室内環境を維持することができます。
サーキュレーター選びで重視したい2つのポイントについて説明します。
サーキュレーターを選ぶ際の重要なポイントの一つが、『首振り機能』の有無です。冷暖房効果を高めるために使用する場合、首振り機能はなくても構いません。
一定方向に風を送り続けた方が効率的に空気を循環できます。
ただし、換気目的にサーキュレーターを使いたい場合や、洗濯物を乾かしたいときなど、多用途にサーキュレーターを使いたい場合には、首振り機能がある方が便利といえるでしょう。
また、どの角度まで首を調整できるのかもチェックしておきたいポイントです。
首振り機能はなくても構いませんが、首の稼働範囲が狭いと、思うように風向きを設定しにくいことがあります。
細かく角度の調整ができるものの方が便利です。
サーキュレーターの静音性は、モーターの種類によって大きく異なります。
一般的に、ACモーターよりもDCモーターの方が静音性に優れていますが、ACモーターはコストが低く、耐久性があります。
一方、DCモーターは動作音が静かで、省エネルギー性能にも優れていますが、その分初期費用が高くなる傾向に。
寝ている間にも使いたい時や長時間使用する場合には、DCモーターを搭載したサーキュレーターを選ぶのがオススメです。
最後におすすめのサーキュレーターを3つご紹介いたします。どれも一年中使えてコスパの良い人気モデルです。
気になるものがないかチェックしてみてください!
コンパクトなのにパワフルなアイリスオーヤマのサーキュレーターです。DCモーターなので、静音性も抜群。気になる羽の汚れも掃除しやすい分解可能なモデルとなっています。
なるべく低価格で高機能なサーキュレーターが欲しいという方にオススメなのが、山善のサーキュレーターです。
羽の長さ15cmとかなりコンパクトなサーキュレーターですが、小さめのお部屋や2台目のサーキュレーターとしてはかなり優秀。
角度調整もできるので、とても便利です。
マカロンのようにコロンとした形状がかわいいサーキュレーターです。
ACモーターなので低価格ですが、 静音性も高く初めてサーキュレーターを導入する際におすすめのモデルとなります。
サーキュレーターがあると、冷暖房効率が高まり、夏冬の電気代を抑えることができます。今年はサーキュレーターを導入してエアコンと併用することで、より快適な夏を過ごしてみませんか?
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