住宅省エネ2025キャンペーン【2025年度補助金】

住宅省エネ2025キャンペーンとは政府が「2050年カーボンニュートラル」の実現に向け、住宅の省エネ化推進を目的とした4つの補助事業の総称です。各事業の概要のほか、「どんな住宅設備に補助金が出るのか」、「申請に必要な条件はあるか」などを詳しく解説いたします。

「給湯省エネ2025事業」、「先進的窓リノベ2025事業」、「子育てグリーン住宅支援事業」、「賃貸集合給湯省エネ2025事業」の4つの補助事業がありそれぞれ管轄している省庁が異なります。
また子育てグリーン住宅支援事業は子育て世代以外でも利用可能な補助金となっています。

全ての補助事業共通で定められた期間に工事と申請を行う必要があります。予算によりキャンペーンが早期終了となる可能性がありますので、ご注文はお早めにご検討ください。

窓の性能区分とサイズについて

また「グリーン住宅支援事業2025」は複数個所の工事が必須条件で、例えばエアコン工事を希望の場合は必須1（内窓サッシ）、必須2（トイレ、給湯器、蛇口のいずれか）、任意（エアコン）を全て含んで補助額が5万円になることが申請条件となります。

国の3つの補助金事業「先進的窓リノベ事業」、「給湯省エネ事業」、「グリーン住宅支援事業」が申請できるかを判定できます。工事を希望する住宅設備の「工事箇所」をチェックしてご確認ください。

全ての補助事業で補助金の対象となる機種が指定されています。交換できるくんが工事可能な対象製品については以下から検索ください。

給湯省エネ2025事業(エコキュート)とそれ以外の補助事業で申請の流れが異なります。

給湯省エネ2025事業では最初からエコキュートの補助額分を差し引いた金額でお見積りをご案内しています。各商品ページの「補助金適用後の実質負担額」をご確認いただきご注文ください。ご返送いただいた申請書類を当社で確認後、工事へお伺いします。 ※5/9までにお見積りをご案内済の方につきましては、工事完了後の書類送付、後日補助金額振り込みでのご案内となります。

先進的窓リノベ事業2025、子育てグリーン住宅事業、賃貸集合給湯省エネ2025事業の3事業は工事完了後に当社より申請書類を郵送いたします。書類に不備がなければそのまま当社で手続きを行い、入金確認後にお客様へ補助額をお振込みいたします。

※「子育てグリーン住宅事業」の申請は当社工事のみで申請可能な場合のみ、当社にて申請を承ります。

全ての補助金事業共通で本人確認書類が必要です。賃貸集合給湯省エネ2025事業の場合はほかに不動産登記事項証明書などが必要になりますので詳しくは当社までお問合せください。

提出する本人確認書類

個人情報の取り扱いについて

給湯省エネ2025事業は家庭のエネルギー消費で大きな割合を占める給湯分野について、高効率給湯器の導入支援を行い、その普及拡大により、「2030年度におけるエネルギー需給の見通し」の達成に寄与することを目的とする事業です。

該当する要件に応じて補助金額が異なります。また電気温水器から交換する場合は4万円、電気蓄熱暖房機を一緒に撤去する場合は8万円/台が補助金額に加算されます。（電気蓄熱暖房機の補助額加算は最大2台まで）

交換できるくんではどの機種が補助金の対象機種か、商品ページに補助額を記載しています。対象機種への交換が大変お得になっていますので、該当機種をご検討ください。

補助金対象品をまとめて検索

たとえば総額30万円で補助金額が10万円の場合...

当社取扱い対象品

内窓、エコキュート、ガス給湯器、トイレ、蛇口、ビルトイン食洗機、ガスコンロ、IHコンロ、レンジフード、浴室乾燥機、エアコン

子育てグリーン住宅支援事業は2050年カーボンニュートラルの実現に向け、新築住宅については「ZEH基準の水準を大きく上回る省エネ住宅」の導入を、既存住宅については省エネ改修等への支援を行う事業です。

事業名は「子育てグリーン住宅支援事業」ですが、リフォームにおいては子育て世帯・若者夫婦以外の世帯も対象となります。

必須1と必須2の工事を必ず1つづつ含めて補助額の合計が5万円以上に達しないと申請できません。必須1と必須2で5万円未満の場合は任意の工事を含めて5万円以上に調整することも可能です。

当社対応の補助工事は上記の他に、バリアフリー改修の「手すりの設置（6,000円/戸）」があります。手すりの設置はトイレ交換のオプション工事としてお承りしています。

内窓を2か所以上(大サイズは1か所以上)交換するなら先進的窓リノベ事業を、エコキュートを交換するなら給湯省エネ事業で申請した方が補助額が大きくなります。

• 性能区分「S」の内窓交換が2か所以上ある（大サイズは１か所以上）
• 複数箇所の工事を希望している（グリーン住宅のみで5万円以上）

窓リノベを申請する場合はグリーン住宅で必須1の選択が不要、給湯省エネを申請する場合はグリーン住宅で必須2の選択が不要となります。ただし他の補助事業で申請した補助額はグリーン住宅で重複できないため、①グリーン住宅事業のみで5万円以上の補助額にならないと申請できません。

先進的窓リノベ2025事業は既存住宅の早期の省エネ化を図り、2030年度の家庭部門からのCO2排出量66％削減の実現に貢献するとともに、先進的な断熱窓の導入加速によりくらし関連分野のGXを加速させることを目的とする事業です。

先進的窓リノベ2025事業の補助金は4種類の工事が対象ですが、当社で取り扱いがあるのは内窓設置のみとなります。

熱貫流率や日射熱取得率といった窓の性能区分によりSS、S、Aといったグレードに分かれており、窓サイズとグレードの組み合わせによって補助額が異なります。当社ではLIXILの内窓サッシ(インプラス)の中でSグレードを中心にお取り扱いしています。

• Sグレードは小または中サイズ1か所のみで5万円を超えないため、2か所以上の工事が必要
• Aグレードは1か所で5万円を超えるサイズがないため、必ず複数箇所の工事が必要

LIXILの二重窓はグレードSまたはグレードAに該当するもののみとなりますが、補助金額の大きさや5万円以上の組み合わせやすさという点からSグレードがおすすめです。

• 実質的な負担額をみてもSグレードの方がお得

グレードAの場合は2ヶ所取り付けても申請に必要な補助金額5万円以上とはならないケースがあります。また補助金額の大きいSグレードは実質負担額もグレードAより低く抑えられます。

賃貸集合給湯省エネ2025事業は賃貸住宅で使用されている給湯器を高効率型給湯器（ガスのエコジョーズ・灯油のエコフィール）へ交換し、「2030年度におけるエネルギー需給の見通し」の達成に寄与することを目的とする事業です。

エコジョーズ給湯器で給湯専用タイプ(追い焚き機能なし)の場合は1台あたり50,000円、ふろ給湯器または熱源機(追い焚き機能あり)の場合は1台あたり70,000円の補助金が支給されます。また補助金加算条件もあります。

上記の性能要件を満たした機種が、補助金対象の給湯器となります。ほとんどのエコジョーズが対象になりますが、一部対象外機種もあります。詳しくはお見積りご依頼時にお問い合わせください。

東京ゼロエミポイントについて

給湯器、エコキュート、エアコン、トイレについては国と各自治体の補助金制度をまとめた専用ページも用意しています。申請に必要な要件のほか補助金対象製品の検索なども可能ですので、ぜひご活用ください。