2階にルームエアコンを取り付ける際は室外機の設置場所や配管の長さなどが1階と異なるケースがあり、追加の作業費用が必要になることがあります。ここでは2階へのエアコン取り付けや交換を行う場合に良くある追加工事例や注意点などをご紹介します。
2階のエアコン取り付け費用
標準的な基本工事費内で取り付けできるケース
一般的に戸建て1階に比べ、2階(または2階以上)への取り付けは別途追加の作業が発生する可能性が高いため工事費用が多くかかる傾向があります。
取り付け業者や家電量販店によっても異なりますが、エアコンの基本工事費(標準工事)に含まれる作業は概ね以下となります。この条件を満たしていれば2階の取り付けでも基本工事費内で収めることができます。
1
配管を通すための穴がある
既に配管用の穴があり、新たに壁の穴あけ作業を行う必要がない場合は追加作業費はかかりません。ただし配管を壁の中に隠して室外機と接続している場合は「隠蔽(隠ぺい)配管対応費」が別途必要になります。
2
配管の長さが4m以内
室内機と室外機の距離が離れておらず、冷媒配管及びドレンホースと呼ばれる配管の長さが4m以内で収まれば追加費用はかかりません。超える場合は1mごとに部材費が発生するのが一般的です。
3
室外機はベランダ置き(地面置)でプラロック固定
室外機は室内機と同じ2階のベランダに地面置きされていて、架台ではなくプラロックで固定できる場合は追加作業費がかかりません。
4
エアコン専用コンセントがある
主に交換をするケースで既設の専用コンセントがある場合は追加作業費がかかりません。ただし取り付けたいエアコンに対応している形状と異なる場合は別途コンセント交換費用がかかります。
5
配管はテープ巻き仕上げ
室内と室外の配管をテープ巻き仕上げにする場合は追加作業費がかかりません。既設のエアコンで使用していた配管カバーを再利用するほか、新たにカバーを取り付ける場合は別途費用がかかります。
交換できるくんの基本工事費はあんしんの明瞭価格!
取り付け業者によっては既設エアコンの「取り外し」、「収集運搬費」、「リサイクル費」のほか配管内から空気や水分を抜き真空状態にしてから冷媒ガスを充填する「真空引き作業」などが基本工事費に含まれていないことがあります。交換できるくんでは交換と新規取り付けで必要な費用を全て基本工事費(まるごとサービスパック)に含めた明朗会計でご案内します。
(まるごとサービスパック)
- 6畳
- 8畳
- 10畳
- 12畳
- 14畳
(まるごとサービスパック)
- 18畳
- 20畳
- 23畳
- 26畳
- 29畳
下記すべて含めたコミコミ価格!
取付け
費用
出張費
商品の持参・搬入
室内養生費
既存機器
取り外し
リサイクル費
真空引き
作業費
部材費
冷媒配管など
設置前清掃
操作説明
諸経費
事務経費
標準的な基本工事費やオプションが必要な追加工事費の詳細はこちらをご確認ください。
※中古エアコンなど取り付け工事のみのサービスは行っておりません。
(まるごとサービスパック)
- 6畳
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取付け
費用
出張費
商品の持参・搬入
室内養生費
真空引き
作業費
部材費
冷媒配管など
設置前清掃
操作説明
諸経費
事務経費
標準的な基本工事費やオプションが必要な追加工事費の詳細はこちらをご確認ください。
※中古エアコンなど取り付け工事のみのサービスは行っておりません。
追加工事費が必要となるケース
2階へのエアコン取り付けに追加費用が発生しやすい理由として特に以下の2点が挙げられます。
室内機と室外機の距離が長くなりやすい
配管や配線の延長作業や部材費が必要になる
室外機の設置場所が確保しにくい
2階ベランダに設置できない場合は「壁掛け」や「屋根置き」など高所での作業費がかかることが多く、室外機を固定するための架台や調整費などが別途、必要になる
室内機と室外機はなるべく近い位置に設置するのが理想的ですが、ご自宅の間取りや構造によっては難しい場合があります。特に2階以上で同階に室外機を置くためのベランダなどが無いケースでは、「屋根や壁に設置する」、「1階に室外機をおろして配管を延長させる」といった作業が発生します。また高所作業が多くなることも追加費用が発生しやすい理由の1つです。
配管・配線延長費
室内機から室外機まで距離があり、4m以上の配管・配線が必要になる場合
高所作業費
地上から2m以上の高所作業で、はしごやスライダーなどが必要な場合
搬入・搬出費
昇降機を利用した高所や腰窓からエアコンを搬出入する場合
2階エアコン取り付けで良くある追加工事費
2階にエアコンを取り付ける場合、室外機をどこに置くかが費用差のポイントになります。
室外機の設置場所ごとに追加工事がかかる具体例と交換できるくんに依頼した場合の費用を分かりやすくまとめました。
室外機を2階に設置する場合|室内機と同じ階
2階のベランダに設置
追加工事費なし
(基本工事費内)
腰窓から室外機を搬入
追加作業費
6,600円(税込)
2階のベランダに室外機を据付けできる場合(室内機も同じ2階に設置)は基本工事費内で対応可能です。ただし掃き出し窓ではなく腰窓の場合や、柵などが搬入経路にある場合は追加の作業費が発生します。なお室外機の搬出入は室内を通りますので通路に荷物がある場合は、事前の片付けをお願いしています。
3階以上でも同階に室外機を設置できるなら追加費用はなし
階段で2階へ搬入
エレベーターがなく、2階まで階段を使って搬入する場合
追加工事費なし
(基本工事費内)
階段で3階以上へ搬入
エレベーターがなく、階段を使って3階以上に搬入する場合
※戸建て、マンション、公団住宅、団地追加作業費
6,600円(税込)
3階以上の部屋にエアコンを取り付ける場合でも、同じ階のベランダに室外機の置き場を用意できれば追加費用はかかりません。ただし戸建てやマンションなどでエレベーターがなく、階段で室外機を搬入する場合は追加の作業費がかかります。
室外機を1階に設置する場合|配管の立ちおろし
立ちおろし(直下配管)
ハシゴやスライダーによる高所作業が必要で、足場移動を必要としない直下配管の接続を行う場合
追加作業費
33,000円(税込)
立ちおろし(横配管)
ハシゴやスライダーによる高所作業が必要で、足場移動を必要とする横配管の接続を行う場合
追加作業費
50,600円(税込)
立ちおろしとは室内機が2階で室外機が1階にある場合に配管を下へおろして接続する作業です。垂直にそのまま下ろす直下配管に比べ、高所で横移動がある横配管の方が費用が高くなります。横配管は障害物などで室外機を真下に設置できない場合などに有効です。
取り付け業者によって配管延長費が追加でかかります
2階から1階の室外機につなげる「立ちおろし」は配管長さ4mを超えることがほとんどです。一般的には冷媒配管とドレンホースの延長費用がかかりますが、交換できるくんでは立ちおろしの追加作業費に全て含めています。
配管延長費
追加費用なし
化粧カバーを希望の場合は配管延長分を含めた追加費用が発生します
屋外用の化粧カバーをご希望される場合は、配管延長分も含めた追加費用がかかります。交換できるくんでは配管の長さにかかわらず、延長分の配管カバー取り付け費用は一律です。
配管カバー新規取り付け
8,250円
配管カバー延長
8,250円
追加費用
16,500円(税込)
立ちおろしで配管距離が長くなる場合はガス充填が追加で必要です
推奨とされる配管距離(長さ)はメーカーや機種によって異なりますが、多くのケースで10m〜15mが基準となります。この対応配管距離を越えてしまう場合は、冷媒ガスの追加チャージが必要になり、別途追加費用がかかります。
冷媒ガスチャージ費
22,000円(税込)
担当者より冷媒ガスの漏れに注意
「エアコンを引越し先に移設した」、「中古エアコンを取り付けた」などのケースで冷房の効きが悪くなることがあります。
この場合に考えられるのは室外機や配管劣化による冷媒ガスの漏れです。ガス漏れ箇所の修繕と一緒に、冷媒ガスチャージが必要になります。
室外機をその他の場所に設置する場合
屋根の上に設置(屋根置き)
屋根の上で架台を組み立て、室外機を固定するための追加費用がかかります。既設の架台を再利用するか新規で設置するかで費用が変わります。
再利用 | 新規設置 |
---|---|
高所作業
あり 24,750円 |
屋根置きの新規設置は |
高所作業
なし 8,250円 |
壁に固定して設置(壁掛け)
はしごなどの足場の上で架台を組み立て、室外機を固定するための追加費用がかかります。既設の架台を再利用するか新規で設置するかで費用が変わります。
再利用 | 新規設置 |
---|---|
高所作業
あり 24,750円 |
高所作業
あり 39,451円 |
そのほか2階にエアコンを取り付ける場合の室外機置き場として良くあるのが「屋根置き」と「壁掛け」設置です。室外機を固定するための架台を再利用するか新規で設置するかで費用が変わります。地上から2m以上の高さではしごやスライダーを使用する場合は「高所作業あり」の費用がかかります。
高所作業「なし」とは?
高所作業「なし」とは?
屋根置きではしごを使わずに、室内を経由して2階の窓から室外機を搬入できる場合は追加の高所作業費はかかりません。
ただし屋根の勾配が急で、足場が不安定なケースでははしごでの高所作業が必要です。
壁掛けの場合は基本的にはしごを使った高所作業が発生します。
サービスバルコニーに室外機を設置する場合も追加費用がかかります
エアコンの室外機を収納するためだけに設けられたサービスバルコニーと呼ばれるスペースもあります。
室外機の設置には「昇降機で持ち上げる」、「ロープで吊るす」といった高所作業が必要になるため、追加費用が発生します。
追加作業費
16,500円(税込)
2階エアコン取り付けで良くあるその他の追加費用
室外機の設置場所以外で良くある追加作業と費用をまとめました。
コンセント増設
2階にエアコンの専用電源(コンセント)が無い場合、分電盤から専用回路を配線してコンセントを新たに増設します。配線の一部が露出配線になる可能性があります。
追加作業費
55,400円(税込)
ブレーカー交換
エアコンを単相100Vから200Vタイプに交換する場合は分電盤にある専用の子ブレーカーを交換し、電圧を変換します。
追加作業費
4,400円(税込)
コンセント移設
「電源コードが届かない」、「エアコン本体の取り付け位置を変更したい」などの場合はコンセントの移設作業が必要となります。
追加作業費
5,500円(税込)
コンセント交換
新しいエアコンと既設エアコンのコンセント形状が異なる場合はコンセントの交換作業が必要です。コンセント形状は電圧とアンペアの組み合わせで4タイプあります。
追加作業費
4,400円(税込)
分電盤は1階にあることが多い?
分電盤は1階にあることが多い?
戸建ての場合、分電盤は1階の洗面脱衣室やキッチンに設けられているのが一般的です。エアコンを2階に新規で取り付ける場合はコンセント増設のため、屋外を経由して専用の電源配線を通す場合があります。
壁の穴あけはハウスメーカーへご相談ください
2階で新規にエアコンを取り付ける場合で室内機の近くに配管を通す穴が無い場合は壁の穴あけ作業が必要です。
外壁の穴あけ工事は「建物の構造を補強する筋交いや鉄筋を破損させてしまう可能性」「完全な防水処理が難しい」「気密性が担保できない」などの観点から当社では対応しておりません。まずはお住まいを建てられたハウスメーカーや設計会社にご相談されることを推奨いたします。
まとめ
2階のエアコン取り付けは「室内機と室外機の距離が長くなりやすい」、「室外機の設置場所が確保しにくい」という理由で、追加の作業費発生が多くなりがちです。また新規設置でコンセントがない場合は1階の分電盤から配線を新たにひいてくるなどの追加作業も必要です。
ご自宅の設置状況に応じて、どんな作業が必要になるかご参考までに活用ください。
エアコン取り付けなら交換できるくん
交換できるくんのエアコン取り付けが選ばれる理由
メリット新しいエアコン取り付けサービス
「ネットだけで見積り総額が分かる」、「わずらわしい事前の現地訪問不要」など今までにない新しいエアコンの取り付けサービスを実現しました。
メリットエアコンは全品驚きの低価格
お見積りは写真を撮って専用フォームから送るだけ。現地調査をしないネット完結サービスだから、その分驚きの低価格でエアコンが取り付けできます。
メリット最短当日のスピード見積り
お見積りは最短当日で専門スタッフが正確にご案内。エアコンの故障や不具合などお急ぎの場合もお任せください。
メリット当日の追加請求は一切なし
お見積りでは商品+追加工事費の全てが含まれた総額をご案内。工事費込みの分かりやすい明朗会計で、当日に追加費用は請求しません。
メリット経験豊かな工事担当者がご訪問
工事担当者の身元はもちろん資格の有無、技術、接客対応まで交換できるくんが管理。経験豊かな工事担当者が伺います。
メリットエアコンは工事担当が当日に持参
重量があるエアコンは担当者が工事当日に持参して丁寧に搬出入いたします。そのまま工事を行えるので事前の保管スペース確保は不要です。
メリット充実のアフターサポート
エアコン工事後の不具合については当社専用のサポート窓口までご連絡ください。専任スタッフが修理・メンテナンスを対応します。
ルームエアコン交換の流れ
1 Step1. 商品を選ぶ
取付されたいルームエアコンをお選びください。当社にてお客様にあった商品をご案内することも可能です。
2 Step2. 見積りをご依頼
ルームエアコンが決まったら見積りをご依頼ください。現状の画像をお送りいただければ、設置適合確認も当社で行います。
3 Step3. ご注文
見積りの内容にご納得いただいたらご注文手続きをお願いいたします。工事日程のご希望をお伺いします。
4 Step4. 工事お伺い
工事担当が商品を持って、お客様のご自宅へお伺いし室内機・室外機の取り付け、電源配線接続、真空引き作業、試運転等を行います。